国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)は、令和5年度情報バリアフリー通信・放送役務提供・開発推進助成金(注)の助成対象事業を決定しましたので、下記のとおりお知らせします。
(注) 身体障害者のための通信・放送役務の提供又は開発に必要な資金について、NICTが予算の範囲内で必要な助成措置を講ずることにより、通信・放送役務の利用に関する身体障害者の利便の増進に資することを目的としており、平成13年度から実施しています。
記
1. 助成金を交付する事業(助成対象事業)の決定
助成対象事業の公募(令和5年2月1日(水)〜3月30日(木)実施)に申請のあった11件の事業について、評価委員会(外部有識者7名で組織)による評価を行い、その結果を基に、次の6件を交付決定しました。
事業の名称
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事業者名
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所在地
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1 | 視覚障がい者向け歩行支援サービスの開発 | 株式会社コンピュータサイエンス研究所 | 福岡県 |
2 | AI/ChatGPTによる視覚障害者歩行支援情報提供システム | 株式会社デジタルアテンダント | 東京都 |
3 | AIを用いた手話動画認識による手話コミュニケーションの研究開発 | BIPROGY株式会社 | 東京都 |
4 | 聴覚障害者向け遠隔手話通訳サービスモデルプロジェクトの役務提供 | 株式会社プラスヴォイス | 宮城県 |
5 | 補装具利用者向け補装具管理および管理プッシュ型情報提供システムの開発 | 株式会社ミライロ | 大阪府 |
6 | 映画・映像・舞台芸術等に対応したクラウド型情報保障サービスの提供 | 特定非営利活動法人メディア・アクセス・サポートセンター | 東京都 |
(事業者名は五十音順)
2. 交付決定総額
45,655,000円
3. 助成対象事業の概要
別紙のとおり
4. 関連する報道発表
令和5年度「情報バリアフリー通信・放送役務提供・開発推進助成金」の公募について
(2023年2月1日)
(2023年2月1日)