NICTの研究成果として、各年度ごとの学会などから受賞した賞および研究者を日付順の一覧で紹介します。各賞について詳しくは、各学会のページなどをご覧ください。
※外部の研究員
受賞者氏名 | 受賞日 | 受賞名 | 表彰者 |
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矢野 雄一郎 | 2023年3月15日 | 技術委員会奨励賞 | 一般財団法人 電気学会 電子・情報・システム部門 |
論文名:「原子時計チップを利用した分散型時刻同期ネットワークの検討」 | |||
松田 美慧 | 2023年3月3日 | ISSスクエア賞 | ISSスクエア |
ポスター名:「言語学的モダリティに基づくデマの検知に関する研究」 審査員の総評において、インターネット上のデマへの対策という難しい課題にモダリティを導入した新たな検知方法の提案に加え検証実験を行った点などが高く評価された。 |
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松田 美慧 | 2023年3月3日 | ベストポスター賞 | ISSスクエア |
ポスター名:「言語学的モダリティに基づくデマの検知に関する研究」 シンポジウム参加者からの投票により、インターネット上のデマへの対策という難しい課題にモダリティを導入した新たな検知方法の提案に加え検証実験を行った点などが高く評価された。 |
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菅野 敦史 G. K. M. Hasanuzzaman※ Stavros Iezekiel※ |
2023年2月24日 | Best Paper Award | IEEE International Conference on Electrical, Computer and Communication Engineering (ECCE) 2023 |
論文名:「94.5 GHz Dual-Loop Optoelectronic Oscillator」 | |||
土井 美和子 | 2023年2月18日 | JAPAN ACM SIGCHI CHAPTER Lifetime Community Contribution Award | JAPAN ACM SIGCHI CHAPTER |
JAPAN ACMが関与する科学技術および産業の分野において特別の功労があり、人と情報技術の関わりに関する学問技術の発展に資する多大な貢献を行ったため | |||
宮地 利幸 三輪 信介 安田 真悟 他、NICT外:14名 |
2023年1月23日 | JNSA賞「特別賞」 | 特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会 |
Hardening Project(和名:ハードニングプロジェクト)を長年主催し、脆弱性対策などの要素としてのセキュリティ対策に加え、仮想のECサイトの運営を通じて総合的なセキュリティ対策の在り方を提示し、トレーニングの機会を提供したことを通じて、多くのセキュリティ技術者のスキル向上に大きく貢献した。 | |||
東脇 正高 | 2023年1月1日 | IEEE Fellow | IEEE |
酸化ガリウムエレクトロニクスおよびミリ波窒化ガリウムトランジスタに関する貢献 | |||
Ved Prasad Kafle | 2022年12月23日 | ICT Award 2022 | ICT Award Committee (www.ictaward.org) |
Nepali Diaspora ICT Award is given to a person of Nepalese origin, who is currently living abroad, for the recognition of his/her significant contribution to the field of ICT. I was nominated for the award by the selection committee (called Jury members and July Advisor members). They have taken account of my contribution of 27 years (since university graduation) to ICT: Contributed to establish computer network rooms in government offices and taught undergraduate engineering students in Nepal; Engaged in R&D of advanced ICT systems for 17 years in Japan, Wrote many research papers, Edited several ITU-T Recommendations, etc. | |||
知名 史博 | 2022年12月20日 | Judging Committee for Short Presentation Awards | 国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構(QST) |
国際フォーラムThe 5th International Forum on Quantum Metrology and Sensingにおいて、量子計測とセンシングの研究における功績 | |||
笠井 康子 宮本 英昭※ 前澤 裕之※ 本多 哲也※ Marks Sonder※ 西堀 俊幸※ John Culton※ 清水 雄太※ 竹村 知洋※ 小林 真輝人※ |
2022年12月15日 | S-Booster 2022 審査員特別賞 | S-Booster実行委員会 |
世界に先駆け宇宙資源開発を促進 月の宝地図を作る チームの提案が審査員に評価されたため | |||
長谷川 彩子 森 達哉 山下 直美※ 秋山 満昭※ |
2022年12月15日 | JIP Specially Selected Paper | 一般社団法人情報処理学会 |
論文名:Experiences, Behavioral Tendencies, and Concerns of Non-Native English Speakers in Identifying Phishing Emails | |||
Ved Prasad Kafle | 2022年12月9日 | Best Paper Award (First Prize) | ITU Kaleidoscope Academic Conference 2022, Accra, Ghana |
論文名:「Enhancing user experience in pedestrian navigation based on Augmented Reality and landmark recognition」 | |||
津川 卓也 | 2022年11月30日 | JDR Award for the Most Cited Paper 2022 | Journal of Disaster Research |
論文名:「Total Electron Content Observations by Dense Regional and Worldwide International Networks of GNSS」 | |||
細田 一史 瀬尾 茂人※ 村田 勉 |
2022年11月25日 | Best Crowd Award | The 17th International Conference on Knowledge, Information and Creativity Support Systems |
論文名:「Simulating reaction time for Eureka effect in visual object recognition using artificial neural network」 | |||
今村 國康 | 2022年11月21日 | 第36回電波技術協会賞 | 一般財団法人電波技術協会 |
電話回線を用いた日本標準時供給サービスの開発に貢献 | |||
後藤 雅徳 永野 秀尚 |
2022年11月14日 | The 2022 SCinet Spirit of Innovation Award | SC22 Scinet |
SC22におけるネットワーク研究展示によるネットワーク技術の発展への多大な貢献 | |||
宮本 裕司※ 平野 芳邦※ 三浦 雅人※ 難波 正和※ 柴崎 純一※ 上田 里永子 梶 貴博 山田 俊樹 大友 明 町田 賢司※ |
2022年11月11日 | Young Scientist Presentation Award | 13th International Conference on Organic Nonlinear Optics/2022 International Conference on Organic Photonics and Electronics (ICONO13/ICOPE2022) |
論文名:「Design and Fabrication of Optical Phased Arrays with EO Polymer and Si3N4 Dual-Layer Waveguides」 | |||
江村 恵太 淺野 京一 高安 敦 渡邉 洋平 |
2022年11月11日 | Best Paper Award | The 16th International Conference on Provable and Practical Security (ProvSec 2022) |
論文名:「A Generic Construction of CCA-secure Attribute-based Encryption with Equality Test」 | |||
Azril Haniz 松村 武 Haider A.H. Alobaidy※ Mehran Behjati※ Rosdiadee Nordin※ Nor Fadzilah Abdullah※ J.S. Mandeep※ Nordin Ramli※ |
2022年11月1日 | Award for Contribution to Globalization of Research | The 25th Symposium on Wireless Personal Multimedia Communications |
論文名:「Hybrid SUN-LoRa Network on a Low Altitude Platform for Remote Water Quality Monitoring」 | |||
松村 武 沢田 浩和 |
2022年11月1日 | WPMC2022 Best Paper Award (CERTIFICATE for Contribution to Industrial Research Excellence) | The 25th Symposium on Wireless Personal Multimedia Communications |
論文名:「Investigation of Beyond 5G-based Physical Radio Node Emulation for Large-scale Wireless Emulator」 | |||
児島 史秀 | 2022年11月1日 | Contribution to Research on Fundamental Theory | 25th International Symposium on Wireless Personal Multimedia Communications (WPMC2022) |
論文名:「Low-Ltency Frame Forwarding Scheme Applicable to the Heterogeneous Channel Alocated Low-Energy Wireless Grid Structure」 ワイヤレスエミュレーションを想定した無線機アクセス制御技術に関する研究成果 |
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澤本 敏郎 遠峰 隆史 鈴木 未央 井上 大介 中尾 康二 |
2022年10月27日 | CSS2022奨励賞 | 一般社団法人 情報処理学会 コンピュータセキュリティ研究会 |
論文名:「オープンソースソフトウェアを活用して構築した5Gコアネットワークのセキュリティ評価」 | |||
宮地 利幸 三輪 信介 安田 真悟 門林 雄基 他、NICT外:13名 |
2022年10月7日 | GOOD DESIGN AWARD 2022 | ハードニングプロジェクト |
2012年から、技術者と非技術者のために、サイバー攻撃から「衛る」チカラを顕彰する「ハードニング競技会」をデザインし開催してきました。「8時間にわたる熾烈なサイバー攻撃に対応し、ビジネスを死守する」体験と、共有によって構成されています。最新の攻撃リスクと、昨今のビジネスモデルを盛り込んで発展しています。 | |||
土井 美和子 | 2022年9月23日 | AAIA Fellow | Asia-Pacific Artificial Intelligence Association (AAIA) |
人工知能の分野および世界中の他の分野の科学者による人工知能の開発と応用を強化するというAAIAの主な使命に即した活動、功績が評価されたため | |||
田原 樹 小澤 祐市※ 石井 あゆみ※ 岡本 亮※ |
2022年9月21日 | 3次元画像コンファレンス2022優秀論文賞 | 3次元画像コンファレンス2022実行委員会 |
論文名:「20 fps を超える自然光フルカラーデジタル動画ホログラフィーシステム」 | |||
Haniz Azril | 2022年9月7日 | 活動功労賞 | 一般社団法人電子情報通信学会通信ソサイエティ |
通信ソサイエティ投稿論文の査読委員としての貢献 | |||
石津 健太郎 | 2022年9月7日 | 活動功労賞 | 一般社団法人電子情報通信学会通信ソサイエティ |
論文誌編集等に関する献身的活動 | |||
大西 輝夫 | 2022年9月7日 | 活動功労賞 | 一般社団法人電子情報通信学会通信ソサイエティ |
通信ソサイエティでの「光応用電磁界計測特別研究専門委員会 委員長」としての貢献 | |||
江村 恵太 | 2022年9月7日 | 編集活動感謝状 | 一般社団法人電子情報通信学会基礎・境界ソサイエティ |
和英論文誌A編集委員としての貢献 | |||
木原 亜美 | 2022年9月1日 | 電気学会優秀論文発表賞 | 一般社団法人電気学会 |
論文名:「運動量キックを与えたイオンによる3次元物質波干渉」 令和3年9月8日に行われた電気学会電子回路研究会(テーマ「次世代周波数精密計測に向けた基礎・応用研究開発」)で発表した論文が、令和3年度電気学会の部門大会,研究会,全国大会ならびに支部大会における若手発表者(35才程度以下の人)による論文を対象とする優秀論文発表として選ばれたため。 |
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奥村 俊樹 黄田 育宏 横井 惇 中井 智也 西本 伸志 東原 和成※ 岡本 雅子※ |
2022年8月24日 | 優秀発表賞 | 日本味と匂学会 |
論文名:「言語ラベルがヒト梨状皮質の匂いの情報表現に与える影響」 | |||
石川 大樹 | 2022年7月27日 | 実行委員会特別賞 | Cloud Operator Days Tokyo 2022 実行委員会 |
講演:「国内最大級のコンテナ型データセンタをイチから作ってみた」 コンテナ型(モジュラー型)データセンタについてNICTサイバーセキュリティ研究所が有する長年の運用知見や運用知見と最新技術をもとに新規設計したコンテナ型(モジュラー型)データセンタに関する発表が評価されたため。 |
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西田 知史 | 2022年7月21日 | 第36回人工知能学会全国大会 全国大会優秀賞 | 一般社団法人 人工知能学会 |
論文名:「AI生成情報が人間の認知判断にもたらす負のバイアスとその脳内メカニズム」 | |||
藤井 威生※ 原田 博司 松村 武 林 高弘※ 下村 雅彦※ 澤井 亮※ 横山 仁※ |
2022年6月28日 | 電波功績賞総務大臣表彰 | 一般社団法人電波産業会 |
功績:「2.3GHz帯ダイナミック周波数共用システムの実証及び実用化」 2.3GHz帯において、異なるシステム間で動的に周波数を共用するダイナミック周波数共用を実用化するため、移動通信システムと既存の無線システムの地理的、時間的な運用状況を考慮した動的な共用システムの研究開発と実証を行い、ステークホルダー間の調整を実施するとともに、システムの稼働開始を推進させるなど、電波の有効利用に大きく貢献したことが評価されたもの |
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長岡 智明 渡邊 聡一 |
2022年6月28日 | 一般社団法人電波産業会会長表彰 | 一般社団法人電波産業会 |
功績:「国際標準小児数値人体モデルの開発による電波防護国際ガイドライン改定への貢献」 電波吸収特性評価が可能な、標準的な体形および臓器重量を有する小児数値人体モデルを開発し、 これらのモデルを用いて小児の電波吸収量を精密に計算することで、小児に対して問題視されてい た従来の電波防護レベルが妥当であることを明らかにし、2020 年に改定された電波防護の国際ガ イドラインを通じて、通信事業や電波防護政策に対して重要な指針を与えるなど、電波の有効利用 に大きく貢献した。 |
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村上 洸介 笠間 貴弘 井上 大介 |
2022年6月23日 | 2021年度 情報通信システムセキュリティ研究賞 | 電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 情報通信システムセキュリティ研究専門委員会 |
論文名:「ID/Password設定に不備のあるIoT機器におけるマルウェア感染可能性の大規模調査」 | |||
飯田 雅裕※ 秋山 満昭※ 神薗 雅紀※ 笠間 貴弘 服部 祐一※ 井上 博之※ 猪俣 敦夫※ |
2022年6月23日 | 2021年度 情報通信システムセキュリティ研究賞 | 電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 情報通信システムセキュリティ研究専門委員会 |
論文名:「BERTモデルを用いたキーボード打鍵音による入力推定攻撃とその対策」 | |||
竹村 浩昌 | 2022年6月19日 | Early Career Investigator Award | Organization for Human Brain Mapping |
ヒト脳マッピング分野における顕著な貢献 | |||
牛腸 正則 | 2022年6月16日 | 2021年度下半期若手奨励賞 | 電子情報通信学会アンテナ・伝播研究専門員会 |
2021年度下半期のAP研第一種研究会において、スパース再構成を用いたSARの信号処理的高性能化・高分解能化に関する2件を行い、その研究内容が評価されたため。 | |||
小川 博世 | 2022年6月9日 | 功績賞 | 電子情報通信学会 |
ミリ波無線通信システム・装置・回路技術の高度化への数々の先駆的な成果、及びスペクトラムの国際標準化への多大な貢献による功績 | |||
呉 奕鋒 | 2022年6月3日 | 感謝状 | 一般社団法人電気学会 電気規格調査会 |
JIS C 61000-4-3(電磁両立性-第4-3部:試験及び測定技術-放射無線周波電磁界イミュニティ試験)における原案作成への貢献 | |||
児島 正一郎 | 2022年6月1日 | 令和4年度情報通信月間推進協議会会長表彰「志田林三郎賞」(個人) | 情報通信月間推進協議会 |
功績:「航空機搭載合成開口レーダーの開発 」 長年にわたり航空機搭載合成開口レーダーの開発に従事し、実証観測による世界最高レベルの観測技術を確立するなど、防災等での活用が期待される地表面モニタリング技術の発展に多大な貢献をした。 |
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小松 和暉 | 2022年5月27日 | 2021年度 無線通信システム研究会 奨励賞 | 一般社団法人電子情報通信学会 無線通信システム研究専門委員会 |
論文名:「多項式デジタルプリディストータを用いる帯域内全二重の理論解析」 | |||
佐藤 孝平 | 2022年5月17日 | 「第54回 世界情報社会・電気通信日のつどい」 総務大臣賞 | 一般財団法人 日本ITU協会 |
長年に渡るITU及びAPTにおける無線通信分野の国際標準化活動への貢献 | |||
上口 貴志 西山 大輔 島田 育廣 土師 知己 山田 幸子※ |
2022年5月10日 | 最優秀賞 | 日本放射線技術学会 |
論文名:「拡散MRIにおける見かけの拡散係数のRF磁場強度依存性」 | |||
上口 貴志 | 2022年4月16日 | Outstanding Reviewer Award | 日本医学物理学会・日本放射線技術学会 |
日本医学物理学会および日本放射線技術学会が共同出版する論文誌Radiological Physics and Technologyに投稿された論文に対して建設的で模範となる優れた査読を行ったことに対する功績 | |||
東脇 正高 | 2022年4月15日 | 第54回市村学術賞貢献賞 | 公益財団法人市村清新技術財団 |
業績:「酸化ガリウムデバイスの先駆的研究開発」 世界初の酸化ガリウム (Ga2O3) トランジスタの動作実証を果たしたことを皮切りに、これまで数々のデバイスプロセス、エピタキシャル成長技術を開発し、それらをマイルストーンと位置づけられる新規デバイスの実現、優れたデバイス特性の実証につなげた。さらに、一連の研究開発成果・技術を移転したGa2O3ベンチャー企業の設立に貢献するなど、多くの優れた研究業績、産業化に向けた活動等により、現在までGa2O3デバイス・材料分野を牽引し続けていることが評価されたため。 |
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吉田 悠来 | 2022年4月7日 | 前島密奨励賞 | 公益財団法人通信文化協会 |
業績名:「低コスト・低消費電力を実現する新しい超高速光伝送用信号処理技術の研究開発 」 |