国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)は、米国国立科学財団(NSF: National Science Foundation)との包括的協力覚書(MOU)に基づき、日米共同での脳情報通信に関する研究開発について、日本の研究機関に対する委託研究の公募を2017年度から実施しています。
今回、第5回となる研究開発の提案をNSFと共同で募集しますので、お知らせします。
この研究開発は、CRCNS※と呼ぶ国際(米国、ドイツ、フランス、イスラエル、日本、スペイン)共同研究フレームワークの下で実施するもので、本公募における研究開発体制は、米国の研究機関の参加が必須条件となり、日本と米国に加え、フランス及びイスラエルの研究機関を含めることが可能です(ドイツ、スペインを含めることはできません)。
日米連携を軸とした国際共同研究に取り組むことで、脳情報通信の分野における研究開発力の強化や効率的な研究の推進を目指します。
※CRCNS(Collaborative Research in Computational Neuroscience): 脳情報に関する国際間の共同研究の推進のため、米国(NSF、NIH: National Institutes of Health、DOE: Department of Energy)、ドイツ(BMBF: Bundesministerium für Bildung und Forschung)、フランス(ANR: Agence Nationale de la Recherche)、イスラエル(BSF: United States-Israel Binational Science Foundation)、日本(NICT)、スペイン(AEI: Agencia Estatal de Investigación、ISCIII: Instituto de Salud Carlos III)が参加し、共同で実施している研究フレームワーク
記
1. 研究開発課題
国際共同研究プログラムに基づく日米連携による脳情報通信研究 (第5回) (課題番号223)
(Collaborative Research in Computational Neuroscience(CRCNS)
-Innovative Approaches to Science and Engineering Research on Brain Function-)
・概要:以下の2つの区分について、どちらかを選択して研究開発を行います。
【区分1】Research Proposals
【区分2】Data Sharing Proposals
・研究開発期間:2022年度委託研究開始日から36か月間を予定
・研究開発予算:1件12か月当たりの総額10百万円~25百万円(税込)
米国の研究機関に対しては、研究分野によりNSF、NIH又はDOEが研究資金を提供します。また、フランスを含む場合は、フランスの研究機関に対してはANRが、イスラエルを含む場合は、イスラエルの研究機関に対してはBSFが、それぞれ研究資金を提供します。
米国の研究機関に対しては、研究分野によりNSF、NIH又はDOEが研究資金を提供します。また、フランスを含む場合は、フランスの研究機関に対してはANRが、イスラエルを含む場合は、イスラエルの研究機関に対してはBSFが、それぞれ研究資金を提供します。
・採択件数:最大3件
2. 公募期間
2021年8月25日(水) 〜 2021年11月25日(木)日本時間正午(必着)
3. 公募説明会(オンライン開催)
日時: 2021年9月13日(月) 14:00〜15:00
申込方法: 9月10日(金)正午までに、「※説明会申込先」宛にメールにてお申し込みください。
詳細は、「4. 公募についての詳細情報」に記載のWebページをご覧ください。
なお、本公募説明会への参加は、応募の必須条件ではありません。
※説明会申込先:
申込方法: 9月10日(金)正午までに、「※説明会申込先」宛にメールにてお申し込みください。
詳細は、「4. 公募についての詳細情報」に記載のWebページをご覧ください。
なお、本公募説明会への参加は、応募の必須条件ではありません。
※説明会申込先:
メール題名は 「公募説明会(課題番号223)参加希望」 としてください。
メール本文には以下の項目をご記載ください。なお、別途、記載いただいたメールアドレス宛に参加に必要な情報をお送りします。
メール本文には以下の項目をご記載ください。なお、別途、記載いただいたメールアドレス宛に参加に必要な情報をお送りします。
・参加される全員のお名前、所属、メールアドレス
4. 公募についての詳細情報
研究開発課題に関する詳細情報及び応募要領等の確認、応募書類のダウンロード、及び公募説明会の内容は、以下のWebページをご覧ください。
https://www.nict.go.jp/collabo/commission/20210825kobo.html
5. その他
・本公募は、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)経由での応募も可能です。
・本委託研究は、米国の研究機関と共同で行うため、応募に当たっては、共同研究機関の中に米国の研究機関を少なくとも1機関含めてください。
・日本の研究機関は本公募によってNICTに応募し、米国の研究機関はNSFの公募に応募することになります。NICTとNSFの双方への応募が必須となります。また、フランスの研究機関を含める場合にはフランスの研究機関はANRに、イスラエルの研究機関を含める場合にはイスラエルの研究機関はBSFに応募する必要があります。
・委託研究制度の概要等については、以下のWebページ内の「委託研究について」をご覧ください。
https://www.nict.go.jp/collabo/commission/itaku_top.html
https://www.nict.go.jp/collabo/commission/itaku_top.html