国立研究開発法人情報通信研究機構(理事長: 徳田英幸、以下NICT)が国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(理事長: 山川 宏、以下JAXA)と共同で開発した雲観測レーダ(Cloud Profiling Radar、以下CPR)が搭載されているEarthCARE衛星のレベル2プロダクトについて、JAXA及び衛星を開発した欧州宇宙機関(以下ESA)からリリ-スされました。
2025年1月14日にリリースされたレベル1プロダクトは観測データを工学値に変換したものですが、レベル2プロダクトは大気物理学的に意味のある量に変換されたものです。NICTでは、CPRのレベル2プロダクトのうち、処理にハードウェアの知識が必要なCPR単体エコープロダクトの処理アルゴリズムを開発しています。
また、今回NICTが外部校正実験により求めた校正値が採用され、CPRのレベル1プロダクトがアップデートされています。NICTは、今後もCPR外部校正実験を継続し、CPRの健全性の確認、CPRの観測性能の経年変化を把握します。また、CPRのレベル1プロダクト・レベル2プロダクトの検証も行い、アルゴリズムの改良を進めていきます。
2025年1月14日にリリースされたレベル1プロダクトは観測データを工学値に変換したものですが、レベル2プロダクトは大気物理学的に意味のある量に変換されたものです。NICTでは、CPRのレベル2プロダクトのうち、処理にハードウェアの知識が必要なCPR単体エコープロダクトの処理アルゴリズムを開発しています。
また、今回NICTが外部校正実験により求めた校正値が採用され、CPRのレベル1プロダクトがアップデートされています。NICTは、今後もCPR外部校正実験を継続し、CPRの健全性の確認、CPRの観測性能の経年変化を把握します。また、CPRのレベル1プロダクト・レベル2プロダクトの検証も行い、アルゴリズムの改良を進めていきます。