国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)は、高度通信・放送研究開発委託研究として令和6年度から新たに研究開発を開始する1課題について、学識経験者で構成される評価委員会での評価等を踏まえ、下記のとおり採択しました。
1. 研究開発課題に対する提案課題と提案者
次世代型NTNのためのHAPSにおける光無線通信の研究開発(課題番号234)(1件を採択)
■提案課題:HAPS用光無線装置の開発および実証
提案者:ソフトバンク株式会社(代表提案者)
概要:HAPSの商用化に向けて、フィーダリンクの確保が課題となっているが、周波数帯域の不足や消費電力の課題を解決しうる光通信システム(以下、光無線装置)は有望な技術である。また、成層圏や宇宙などのNTNプラットフォーム同士で光無線通信を行うことができれば、HAPSのフィーダリンクを容易に確保することができる。本研究では、宇宙および成層圏で利用できる光無線装置の開発および実証を行うことを目標とする。これにより、日本の光無線通信が次世代 NTN で世界をリードすることを目指す。
2. 公募等の概要
上記の課題234については、令和6年1月19日(金) から同年2月20日(火)まで公募を行いました。公募の詳細は、以下のWebサイトをご参照ください。