ICT Virtual Organization of ASEAN Institutes and NICT(略称:ASEAN IVO)は、ICT分野の研究開発に係るASEAN域内の大学や研究機関による協力枠組みであり、域内の共同研究を促すことを通じて、地方での通信問題、災害、言語による障害、ネットワークセキュリティ、エネルギー、インフラ、農業など共通の課題を解決することを目的として、2015年以来活動を続けています。このアライアンスに加盟する学術機関は、2023年9月末現在、80の機関を超えています(日本の3機関含む)(https://www.nict.go.jp/en/asean_ivo/members.html)。
ASEAN IVOフォーラム(通算では9回目の開催)が、11月15日から16日にかけて、ラオス国ヴィエンチャン市で開催されます。今回のフォーラムでは、ラオス人民民主共和国教育スポーツ省高等教育局Lavanh Vongkhamsane局長代理、ラオス国立大学Houngphet Chanthavong副学長、小林賢一駐ラオス日本国大使、矢野博之NICT理事などが参加するとともに、2024年4月から開始する共同研究の形成に向け、加盟している学術機関のうち、7ヵ国から16件のプレゼンテーションが実施されます(https://www.nict.go.jp/en/asean_ivo/Forum2023.html)。参加者はASEAN 10か国から約100名の予定です。
※ASEAN IV Oフォーラムは、YouTube: ASEAN IVOチャンネルよりリアルタイムで中継されますので、以下URLをご参照ください。