令和5年度「情報通信月間」総務大臣表彰及び「情報通信月間推進協議会」会長表彰を受賞

2023年6月16日

国立研究開発法人情報通信研究機構

令和5年度の「電波の日」(令和5年6月1日)及び「情報通信月間」(同年5月15日から6月15日まで)に当たり、電波利用又は情報通信の発展に貢献した個人及び団体、デジタルコンテンツの今後の創作活動が期待される者に対して、同年6月1日に表彰が行われました。
幣機構より、ユニバーサルコミュニケーション研究所隅田英一郎NICTフェロー・主管研究員が令和5年度「情報通信月間」総務大臣表彰を、未来ICT研究所小金井フロンティア研究センター笠松章史研究センター長が令和5年度「情報通信月間推進協議会会長表彰」志田林三郎賞を、盛合志帆執行役サイバーセキュリティ研究所研究所長が令和5年度「情報通信月間推進協議会会長表彰」情報通信功績賞を、それぞれ受賞いたしました。

受賞者および功績の概要

1.令和5年度「情報通信月間」総務大臣表彰(個人)

【受賞者】
隅田英一郎NICTフェロー・主管研究員
ユニバーサルコミュニケーション研究所

【功績の概要】

高精度な自動翻訳技術を開発するとともに、ボイストラなどを通じた社会実装や翻訳バンクによるデータ収集エコシステムの構築、更にはAIによる同時通訳の基盤技術の確立など多岐に渡る活躍により、我が国における自動翻訳技術の発展に多大な貢献をした。

2.令和5年度「情報通信月間推進協議会会長表彰」志田林三郎賞(個人)

【受賞者】
笠松章史研究センター長
未来ICT研究所小金井フロンティア研究センター

【功績の概要】

長年にわたりテラヘルツ波の研究チームの代表としてデバイス開発技術や計測技術等の発展に寄与するとともに、IEEE における初めての300GHz帯無線通信規格の成立や 2019年世界無線通信会議における同周波数帯の割当てに向けた議論に大きく貢献をした。

3.令和5年度「情報通信月間推進協議会会長表彰」情報通信功績賞(個人)

【受賞者】
盛合志帆 執行役
サイバーセキュリティ研究所 研究所長
 
【功績の概要】
長年にわたり暗号技術の研究開発、標準化及び社会実装に尽力するとともに、国立研究開発法人情報通信研究機構サイバーセキュリティ研究所長として、我が国におけるサイバーセキュリティ領域の研究開発拠点形成を牽引し、安全・安心なデジタル社会の実現に多大な貢献をした。


写真:授賞式後の記念撮影(左から隅田英一郎NICTフェロー・主管研究員、盛合志帆執行役、笠松章史研究センター長)

(功績の概要については、総務省 令和5年度「電波の日・情報通信月間」における表彰のホームページより引用)