国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:徳田 英幸)(以下、「NICT」)は、総務省における令和4年度当初予算「Beyond 5G研究開発促進事業(電波有効利用型)」に係る補助事業者として決定されました。
つきましては、Beyond 5G研究開発促進事業(電波有効利用型)における令和4年度新規委託研究の公募として、「Beyond 5G研究開発促進事業 研究開発方針」(令和4年6月10日総務省)に基づき、以下のとおり3つのプログラムを実施する予定ですので、お知らせします。
なお、本公募による研究開発は、電波法第103条の2第4項第3号*に規定する研究開発のみを対象とし、また、NICTでは、Beyond 5G研究開発促進事業に関し、意見募集を踏まえて、開発対象と具体的に開発する技術等の候補例(第2版)**を作成し、令和4年8月5日に公表しました。当該候補例を参考にして、研究開発課題を広く提案していただく予定です。
** https://www.nict.go.jp/publicity/topics/2022/08/pdf/Examplesoftechnologycandidates_2ndedition.pdf
1.Beyond 5G機能実現型プログラム
(1) 基幹課題:開発目標(数値目標等)を具体的かつ明確に定めてハイレベルな研究開発成果の創出を目標とするもので、NICTが予算規模、実施内容等について総務省と協議して研究計画書を作成し、実施者を公募するものです。
(2) 一般課題:開発目標について外部の自由な発想に委ねるものは、NICTで研究概要のみを定め、当該開発技術に関する研究開発提案を広く公募するものです。
2.Beyond 5G国際共同研究型プログラム
Beyond 5Gの技術シーズの創出、要素技術の確立を目指し、欧米等の戦略的パートナーとの連携による国際共同研究を推進するため、開発技術や開発目標について外部の自由な発想に委ね、研究開発提案を広く公募するものです。
3.Beyond 5Gシーズ創出型プログラム
Beyond 5Gの技術シーズの創出、要素技術の確立を目指し、斬新なアイディアやチャレンジ性を有する研究、萌芽的な研究をはじめとして、若手研究者やスタートアップ、中小企業等による研究も含め、幅広い多様な研究開発を推進するため、開発技術や開発目標について外部の自由な発想に委ね、研究開発提案を広く公募するものです。
公募の情報は下記のとおりです。公募開始後に、NICT Webサイトに掲載される研究開発課題の内容、応募要領等をご確認ください。