「周波数資源開発シンポジウム2024」開催のお知らせ

周波数資源をどう使うのか ~私たちの携帯や車が空や宇宙とつながる未来へ~
開催日:2024年7月5日(金)
会場:明治記念館 蓬莱の間(東京都港区元赤坂2-2-23)/ オンライン配信
2024年6月3日

国立研究開発法人情報通信研究機構

NICTは、7月5日(金)に、「周波数資源開発シンポジウム2024 周波数資源をどう使うのか ~私たちの携帯や車が空や宇宙とつながる未来へ~」を一般社団法人電波産業会(ARIB)と共同で開催します。
今、私たちの携帯電話や車が、空や宇宙と直接つながる時代が到来しようとしています。
移動通信ネットワークについて、地上のみならず、海や空、宇宙までをつなぐ非地上系ネットワーク(NTN;Non-Terrestrial Network)の実現が、離島・海上・山間部等のカバーや自然災害などの非常時の代替通信手段として期待されています。そしてNTNにより私たちがどこにいようとも、どこにあるものであろうとも、電波が届く限りシームレスに繋がることができます。
しかし、周波数資源の枯渇がその実現を阻んでいます。携帯電話等の爆発的な増加により、既に多くのシステムに周波数が割り当てられ、周波数資源は限界を迎えつつあります。利用できる周波数がなければ無線通信を行うことはできません。
NTNの実現に向けて、どのように周波数を確保してゆけばよいでしょうか。そして、その先に、どのようなサービスが展開されようとしているのでしょうか。
本シンポジウムでは、NTNの実現に向けた、産・官・学の取組みの最新動向をご紹介します。
いまや、私たちの生活に欠かすことのできない移動通信ネットワーク。その未来像について、私たちと一緒に考えてみませんか。研究者や専⾨家のみならず、多くの⽅々のご参加をお待ちしています。

周波数資源開発シンポジウム2024

プログラム

時間
次第
講師(敬称略)
12:30開場
13:00開会
13:00~ 13:05主催者挨拶国立研究開発法人情報通信研究機構
理事
安井 元昭
13:05~
13:10
来賓挨拶総務省
総合通信基盤局 電波部長
荻原 直彦
13:10~
13:40
基調講演
「NTNをはじめとする最近の電波政策の動向について」
質疑応答
総務省
総合通信基盤局 電波部
電波政策課長
中村 裕治
13:40~
14:10
講演1
「NTNとBeyond 5Gの高速化に向けた無線物理層の研究」
質疑応答
湘南工科大学 
工学部 電気電子工学科 教授
加保 貴奈
14:10~
14:40
講演2
「NTNの実現に向けた周波数確保の取組み~世界無線通信会議(WRC-23)の結果」
質疑応答
KDDI株式会社
技術統括本部 顧問
河合 宣行
14:40~
15:00
コーヒーブレイク(意見交換)
15:00~
15:30
講演3
「Space Compassの描くマルチオービット戦略とサービス展開について」
質疑応答
株式会社 Space Compass
取締役 CTO
中里 真一
15:30~
16:00
講演4
「衛星通信用地上局アンテナ開発および3GPP標準化動向」
質疑応答
シャープ株式会社
新規事業開発統轄部 統轄部長
兼 研究開発本部
通信・映像標準技術研究所 所長
今村 公彦
16:00~
16:30
講演5
「地上から宇宙まで、新たな領域を目指す光・電波融合技術」
質疑応答
国立研究開発法人情報通信研究機構
ネットワーク研究所
ワイヤレスネットワーク研究センター
宇宙通信システム研究室 室長
辻 宏之
16:30~
16:50
コーヒーブレイク(意見交換)
閉会

プログラムは予告なく変更される場合があります。
各講演終了後、会場で参加されている方からの質疑を受け付けます。

開催日時、会場、申込み

開催日時2024年7月5日(金)13:00~16:50
開催会場
場所(住所等)
アクセス(URL)
明治記念館 蓬莱の間(東京都港区元赤坂2-2-23)/ オンライン配信
https://www.meijikinenkan.gr.jp/
主催国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
一般社団法人電波産業会(ARIB)
後援総務省
協賛情報通信月間推進協議会
参加対象一般
参加費無料
参加申し込み定員に達したため、参加申込の受付を終了しました。
多数のお申込みをいただき、ありがとうございました。

本件に関する問合せ先

部署: ワイヤレスネットワーク研究センター企画室

担当: 柴田


一般社団法人電波産業会
周波数資源開発シンポジウム事務局

Tel: 03-5510-8593