本文へ
文字サイズ:小文字サイズ:標準文字サイズ:大
  • English Top

革新的な量子通信を実現する超広帯域スクィーズド光源と検出技術を開発

  • 印刷
2014年7月11日

 
  • 量子通信の実現に不可欠な超広帯域スクィーズド光源と光子数識別技術を開発
  • 光ファイバー通信波長帯で従来の10倍以上の広帯域のスクィーズド光の生成と検出に成功
  • 既存の光ファイバーインフラを用いた量子情報通信技術の実用化に向けた研究開発を加速

独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長: 坂内 正夫)は、独立行政法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」、理事長:中鉢 良治)、上智大学および学習院大学と共同で、光ファイバー通信波長帯における超広帯域のスクィーズド光源とスクィーズド光を高精度に検出する光子数識別技術の開発に成功しました。スクィーズド光はレーザー光よりも雑音が小さく、現在の1,000倍以上の大容量通信を実現する量子情報通信や光計測の飛躍的な高精度化に不可欠な光源として研究開発が進められており、今回の成果により、これら技術の実用化に向けた研究開発が加速されるものと期待されます。
なお、本成果は、英国科学誌「Scientific Reports」(Nature Publishing Group;電子版)にも掲載されております。

本研究の一部は、内閣府最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)「量子情報処理プロジェクト」の支援を受けて行ったものです。

詳細説明資料、背景、今回の成果、今後の展望、 補足資料(用語 解説)、雑誌論文などの詳細は
URL:https://www.nict.go.jp/press/2014/04/03-2.html
を参照ください。

報道発表
【新聞】
掲載日 掲載紙 紙面 掲載内容
4月11日 科学新聞 1 NICTなど 量子通信実現を加速 スクィーズド光源と検出技術開発
4月7日 電経新聞 3 NICTなど 革新的な量子通信を実現 超広帯域スクィーズド光源を開発
4月4日 日刊工業新聞 21
量子通信実現に一歩 光ファイバー用 光源・検出技術開発 情通機構・産総研など
4月4日 化学工業日報 8
スクィーズド光 超広帯域で生成 次世代大容量通信に応用へ 情報通信研究機構など
【Web】
サイト名 タイトル/ URL
共同通信社
革新的な量子通信を実現する超広帯域スクィーズド光源と検出技術を開発
http://www.kyodo.co.jp/pr/2014-04-03_510358/
exciteニュース

革新的な量子通信を実現する超広帯域スクィーズド光源と検出技術を開発
http://www.excite.co.jp/News/release/Kyodo_prw_201404029600.html

livedoorニュース

http://news.livedoor.com/article/detail/8700409/

キーマンズネット

既存光ファイバで量子通信を実現!「スクィーズド光」って何だ?
http://www.keyman.or.jp/at/30007122/