情報通信研究機構・量子ICTグループ、宇宙通信ネットワークグループ及び日本電気株式会社は、完全秘匿通信を可能とする量子鍵配送に用いる量子もつれ光源においてファイバ内の伝搬に適したフォーマットから自由空間に適したフォーマットへの変換を行い、自由空間側とファイバ側での量子もつれ状態の共有に成功しました。これまでファイバ伝送と自由空間を統合した量子鍵配送は世界に例がなく、今回開発したハイブリッド量子もつれ光源が自由空間とファイバを統合するフレキシブルな量子鍵配送システムのキーデバイスになることが期待されます。
関連報道
日経産業新聞2010年2月2日号11面
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2010年2月3日