急速な無線通信技術の進歩に伴って、一般の人々のごく近くで「電波」が利用され、その利用形態も多様化しています。このような環境の中、無線通信機器等から発生する電波が人体内部でどのように振る舞い、影響を及ぼすかをコンピュータ上で正確にシミュレーションするため、NICTは、人体の解剖構造を詳細に模擬した立位の「数値人体モデル」を開発し、公開しています(図1)。
「数値人体モデル」(2 mmの立方体ブロック600万個以上で構成、51種類の人体組織・臓器を有する日本人成人男女の人体モデル)の詳細は、下記のWebページをご覧ください。
https://emc.nict.go.jp/bio/model/model01_1.html