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iPhone向けアプリ“AssisTra”を京都観光コンシェルジュに!

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2011年6月13日

独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:宮原 秀夫)は、日本語音声での受け答えを通じて、観光コンシェルジュのように京都観光をサポートする、iPhone向けアプリケーション“AssisTra”(アシストラ)を6月12日(日)からApp Storeで無料公開しました。

背景

 NICTでは、ユーザが情報端末機器固有の操作を習熟しなくても、人間にとって自然な情報伝達手段である「音声」で簡単に情報を取得できるシステムの実現に向け、音声対話処理技術の研究を行っています。その一環として、京都市内の観光情報案内を題材に、音声対話事例の収集・分析・モデル化の研究を行ってきました。

今回の成果
iPhone向けアプリ“AssisTra”

今回公開したiPhone向けアプリケーション“AssisTra”には、NICTの持つ日本語音声対話処理技術が生かされており、京都観光に便利な機能が入っています。主な機能には、コンピュータとの音声対話による観光情報の検索、多言語テキスト(日・英・中・韓)での観光スポット案内などがあります(補足資料参照)。

特に、“AssisTra”の音声対話による観光情報検索機能では、プロの観光ガイドの対話事例を分析・モデル化することで、対話の履歴情報を踏まえた自然なやりとりが行え、ユーザがその時必要としている情報を適切に検索します。京都を旅する時、“AssisTra”をダウンロードしたiPhone一つでお手軽に、的確な観光案内サービスを利用することができます。


◆本アプリケーションの公開期間は、平成24年3月末までを予定しています。

* App Store(アップストア)は、Apple Inc.が運営する、iPhone、iPad、iPod touch向けソフトウェアのダウンロードサービスです。携帯電話とWi-Fiに対応しており、どこからでもダウンロードできます。
* iPhone、iPad、iPod touchは、米国及び他の国々で登録されたApple Inc.の商標登録です。

○ソフトウェアの入手方法
  App Storeで、アプリ名“AssisTra”と入力して検索してください。


 ○AssisTraの機能1  -音声対話による観光情報検索機能『はんなのガイド 京都編』
  “京野はんな”というキャラクターが、あなたと会話をしながら京都の情報を案内します。言語は日本語のみに対応しています。

AssisTraの機能1

○AssisTraの機能2  -多言語テキストでの観光スポット案内機能『KyoTra』
  京都の主要観光スポット(神社仏閣、飲食店、土産物店等約2,900件)を文字入力又はメニューにより検索し、結果をテキストで表示します。日・英・中・韓の4か国語に対応しています。なお、本機能は、音声入出力には対応していません。

AssisTraの機能2

○その他  上記以外に、地図にメモや写真をはり付ける機能『TraMemo』もあります。


本件に関する 問い合わせ先

ユニバーサルコミュニケーション研究所
企画室

白土(しらど) 保
Tel:0774-98-6831 Fax:0774-98-6823
E-mail:

取材依頼及び広報 問い合わせ先

広報部
報道担当

廣田 幸子
Tel:042-327-6923 Fax:042-327-7587
E-mail: