独立行政法人情報通信研究機構(理事長:宮原 秀夫)は、平成22年度から研究を開始する下記の研究開発課題について、別紙1の通り受託者を決定しました。
記
- 研究開発課題とその概要
- 革新的光ファイバ技術の研究開発
課題ア:マルチコア光ファイバの設計方法および製造方法に関する研究
課題イ:マルチコア光ファイバの性能評価方法の研究および実用方式に向けての検討
[概要]
既存の標準光ファイバの物理的限界を突破し、5〜10年後にペタビット級光通信を実現するために、現在の光ファイバの限界を定めている制限要因をクリアする「革新的光ファイバ」に関しての基礎研究(探索的研究)を行う。
(研究期間:平成25年3月末まで。)
- 通信プロトコルとその実装の安全性に関する研究開発
[概要]
通信機器に実装された通信プロトコルが、規格上想定されていない動作を行って、その結果、セキュリティインシデントや情報漏洩が発生することがないようにするため、通信プロトコルの安全性を評価する手法に関する理論的研究を行い、また、確立された評価手法を基に、通信プロトコルの安全性を評価するシステムの開発を行う。
(研究期間:平成25年3月末まで。)
注: 研究開発課題の詳細は、下記 Webページをご参照ください。
https://www2.nict.go.jp/collabo/commission/info/20100421koubo.htm
https://www2.nict.go.jp/collabo/commission/info/20100521koubo.htm
- 革新的光ファイバ技術の研究開発
- 公募等の概要
本件研究開発課題については、2ヶ月間の公募を行ったところ、計10件の応募がありました。学識経験者で構成される評価委員会(別紙2)の評価を経て受託者を決定しました。