近年、様々な観光情報システムが開発されている中、誰にでも容易に取り扱うことができ、WEB上に溢れる情報の中からユーザに有用な情報を必要な時、即時に提供できるシステムが求められています。
この度、NICT知識創成コミュニケーション研究センターでは、このような問題への取り組みとして、プロの観光ガイドによる対話を分析・学習することにより適切な情報を提供する状態遷移モデルを利用した日本語音声対話技術を開発し、日本の代表的な観光都市である京都での観光情報サービスに適用するため京都府および(株)JTBグローバルマーケティング&トラベルと連携しながらシステム構築を進めてきました。