1. 日 時 |
平成21年2月4日(水)~6日(金)
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2. 場 所 | (1) メインセッション会場 日本科学未来館 (有明 http://www.miraikan.jst.go.jp/) (2) レセプション会場 ホテル グランパシフィック LE DAIBA (お台場 http://www.grandpacific.jp/) |
3. 主 催 | 独立行政法人情報通信研究機構 |
4. 後 援 | 総務省、宇宙航空研究開発機構 |
5. 内 容 | 本国際会議の開催趣旨及びプログラムを別紙1~別紙3に示します 。 |
6. 参加費 | 有料 |
7. 参加申込 | 本国際会議にご参加をご希望の方は、ホームページ(http://icsos2009.nict.go.jp/)から、事前にお申込み下さい。 なお、開催日当日の参加登録も可能です。 |
8. お申込みに関する 問い合わせ先 | |
プライムインターナショナル ICSOS事務局 |
独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」という。理事長: 宮原 秀夫)は、1994年に技術試験衛星VI型(ETS-VI)により距離約4万キロの静止衛星~地上間、2006年には光衛星間通信実験衛星(OICETS)により高速に移動する低軌道衛星~地上間において、それぞれ世界初の光通信実験に成功しており、それらの成果を継続的に発展させ、日本のプレゼンスを向上させることに貢献しています。
この度、宇宙における光通信技術の研究開発において、国内の本分野のコミュニティーを形成し、将来宇宙に応用可能な技術(光、テラヘルツ等)の宇宙実証や、アプリケーション応用を目指した議論の場を提供することを目的とした、宇宙光学システムと応用に関する国際会議を下記の要領で開催します。
多くの皆様方のご参加をお待ちしています。
< 本シンポジウムに関する問い合わせ先 >
新世代ワイヤレス研究センター
宇宙通信ネットワークグループ
豊嶋 守生、高山 佳久、荘司 洋三
Tel :042-327-5825
Fax:042-327-6825
E-mail:
< 広報 問い合わせ先 >
総合企画部 広報室
報道担当 廣田 幸子
Tel :042-327-6923
Fax:042-327-7587
E-mail:
用語解説
技術試験衛星「きく6 号」のこと。
1990 年代における高性能実用衛星開発に必要な大型三軸衛星バス技術の確立を図るとともに、高度の衛星通信のための搭載機器の開発・実験を目指して開発された実験衛星。世界で初めて、光通信実験機能を搭載した日本の衛星。
光衛星間通信実験衛星「きらり」のこと。
数万キロメートルを隔てた衛星と衛星の間で、レーザ光を使った光通信(光衛星間通信)実験を行うために開発された技術試験衛星。地球観測衛星からの全地球的なデータの取得や有人宇宙ステーションとの通信回線の確保など、宇宙開発と宇宙利用を支える基盤技術の開発を目指して開発された。レーザ光を使った光通信は、機器の小型軽量化と大容量データの高速通信を実現する技術として期待されていると同時に、非常に絞ったレーザビームを使用することで、他の通信光と干渉する可能性が少ないため、安定した通信ができると期待されている。
「きらり」は2005 年8 月に打ち上げられ、同年12 月に、欧州宇宙機関(ESA:European SpaceAgency)が打ち上げた先端型データ中継技術衛星「ARTEMIS」との間で、光衛星間通信実験に成功している。また、2006 年にはNICT の光地上局の間で低軌道衛星として、世界初の光通信実験にも成功している。