「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」国際標準化活動支援の交付決定

2024年8月7日

国立研究開発法人情報通信研究機構

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICTエヌアイシーティー、理事長: 徳田 英幸)は、「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」に係る社会実装・海外展開志向型戦略的プログラム(事業戦略支援型)において採択されたプロジェクトの実施者に対し、2024年8月6日(火)付けで国際標準化活動支援に関する交付決定を行いました。
本件は、革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業 基金運用方針(令和6年7月4日総務省)に基づき、社会実装・海外展開を目指した研究開発の国際標準化活動に係る費用を支援するものです。
国際標準化活動支援に関する交付決定の概要は、下記のとおりです。

I. 国際標準化活動支援に関する交付決定の概要

1.オール光ネットワーク関連技術
【1T超級光トランスポート用DSP回路実装技術に関する研究開発プロジェクト】
実施者: NTTイノベーティブデバイス株式会社(代表研究者)、日本電信電話株式会社、富士通株式会社、日本電気株式会社
研究開発期間: 令和5年度〜令和9年度
交付決定額(令和6年度〜令和7年度): 4,050万円(日本電信電話株式会社)

【超大容量・高品質光ネットワークノード技術に関する研究開発プロジェクト】
実施者: 日本電気株式会社
研究開発期間: 令和5年度〜令和8年度
交付決定額(令和6年度〜令和7年度): 1億円

【超高速・大容量ネットワークを実現する帯域拡張光ノード技術に関する研究開発プロジェクト】
実施者: 富士通株式会社(代表研究者)、日本電信電話株式会社、NTTイノベーティブデバイス株式会社、古河電気工業株式会社
研究開発期間: 令和6年度〜令和9年度
交付決定額(令和6年度〜令和7年度): 1,838万円(富士通株式会社)、480万円(古河電気工業株式会社)

【光ネットワークの低消費電力化に向けた小型低電力波長変換・フォーマット変換技術に関する研究開発プロジェクト】
実施者: NTTイノベーティブデバイス株式会社(代表研究者)、日本電信電話株式会社、富士通株式会社、日本電気株式会社
研究開発期間: 令和6年度〜令和8年度
交付決定額(令和6年度〜令和7年度): 1,241万円(日本電気株式会社)


2.非地上系ネットワーク関連技術

【LEO/MEO衛星向け地上局用フラットパネルアンテナ技術に関する研究開発プロジェクト】
※ LEO/MEO: Low Earth Orbit/Medium Earth Orbit 地球低軌道/地球中軌道
実施者: シャープ株式会社
研究開発期間: 令和5年度〜令和9年度
交付決定額(令和6年度〜令和7年度): 1億円


3.セキュアな仮想化・統合ネットワーク関連技術

【Beyond 5G(6G)ネットワークの通信制御・データ通信処理ソフトウェア技術に関する研究開発プロジェクト】
実施者: 日本電気株式会社
研究開発期間: 令和5年度〜令和9年度
交付決定額(令和6年度〜令和7年度): 3,213万円

【Beyond 5G(6G)における無線基地局の高機能・高性能・高信頼性・低消費電力化技術に関する研究開発プロジェクト】
実施者: 日本電気株式会社
研究開発期間: 令和5年度〜令和9年度
交付決定額(令和6年度〜令和7年度): 9,425万円

【次世代通信に向けたエッジクラウドの高度化技術に関する研究開発プロジェクト】
実施者: 楽天モバイル株式会社
研究開発期間: 令和5年度〜令和9年度
交付決定額(令和6年度〜令和7年度): 8,348万円

II. 関連報道資料

  • 「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」
    令和5年度社会実装・海外展開志向型戦略的プログラムの公募(第1回)の結果(2023年11月6日)
    https://www.nict.go.jp/press/2023/11/06-1.html
  • 「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」
    令和6年度社会実装・海外展開志向型戦略的プログラムの公募(第1回)の結果(2024年3月6日)
    https://www.nict.go.jp/press/2024/03/06-1.html

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