“音声マルチスポット再生技術” 日本科学未来館で実証実験を実施

~音の聞こえるエリアを制御する次世代技術で「新しい音空間」を創出~
2022年12月9日


国立研究開発法人情報通信研究機構

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、日本科学未来館において、エリア によって異なる音を届けることができる音声マルチスポット再 生技術(※1)の実証実験を、2022年12月10日から18日までの期間(13日を除く)に実施します。
この技術を利用したスピーカ(※2)による「新しい展示空間」では、同じフロア 内においても他の音声と混ざって聞き取りづらくなることなく、特 定の展示解説音声のみを聞くという体験ができます。
期間中、常設展示エリア3階、ジオ・コスモス前において16チャネル円形スピーカアレイを、また、ノーベルQ展示において64チャネル直線スピーカアレイを用いた複数言語・内容のマルチスポット再生による実証実験を行います(※3)。

(※1)技術詳細は、技術紹介Webページをご覧ください。
https://ast-astrec.nict.go.jp/MultipleSoundSpotSynthesis/
(※2)本スピーカは、JSTプログラムマネージャー(PM)の育成・活躍推進プログラムにおいて、北日本音響株式会社と共同で開発したものです。
(※3)場所詳細は、配布リーフレットWebページをご覧ください。なお、体験にあたっては常設展への入館料が必要です。
https://ast-astrec.nict.go.jp/MultipleSoundSpotSynthesis/exp_dec_2022_miraikan.pdf

本件に関する問い合わせ先

イノベーションデザインイニシアティブ