令和4年度「字幕番組、解説番組及び手話番組制作促進助成金」、「生放送字幕番組普及促進助成金」及び「手話翻訳映像提供促進助成金」の助成事業の交付先決定について

2022年5月11日

国立研究開発法人情報通信研究機構

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICTエヌアイシーティー、理事長: 徳田 英幸)は、令和4年度「字幕番組、解説番組及び手話番組制作促進助成金」、「生放送字幕番組普及促進助成金」及び「手話翻訳映像提供促進助成金」によって助成する事業者を決定(令和4年4月1日付け)しましたので、下記のとおりお知らせします。
 
 

1. 助成金の名称

・「字幕番組、解説番組及び手話番組制作促進助成金」
・「生放送字幕番組普及促進助成金」
・「手話翻訳映像提供促進助成金」

2. 交付決定の状況

助成金名称 申請件数 採択件数 交付決定総額(円) 採択
事業者
字幕番組、解説番組及び手話番組制作促進助成金(*1) 128 128  519,659,000 別紙1
生放送字幕番組普及促進助成金(*2) 3 3 19,045,000 別紙2
手話翻訳映像提供促進助成金(*3) 1 1 8,623,000 別紙3
 
(*1)字幕番組、解説番組及び手話番組制作促進助成金
通信・放送役務の利用に関する身体障害者の利便の増進に資することを目的として、視聴覚障害者がテレビジョン放送を視聴するために不可欠な字幕番組、解説番組及び手話番組を制作する事業者に対して、字幕、解説、手話情報を付与するための追加的な経費の2分の1の額を上限として、NICTの予算の範囲内で助成するものです。
 
(*2)生放送字幕番組普及促進助成金
通信・放送役務の利用に関する身体障害者の利便の増進に資することを目的として、生放送番組に字幕を付与する放送事業者に対して、生放送番組に字幕を付与する機器の整備に必要な経費の2分の1の額を上限として、NICTが予算の範囲内で助成するものです。
 
(*3)手話翻訳映像提供促進助成金
通信・放送役務の利用に関する身体障害者の利便の増進に資することを目的として、手話翻訳映像を制作する事業者に対して、その映像制作に必要な経費の2分の1の額を上限として、NICTの予算の範囲内で助成するものです。

3. 関連報道発表資料

別紙2

生放送字幕番組普及促進助成金

■採択事業者
  採択事業者名
讀賣テレビ放送株式会社
2 BSよしもと株式会社
3 日本テレビ放送網株式会社
(順不同)
 

別紙3

手話翻訳映像提供促進助成金

■採択事業者

認定特定非営利活動法人 障害者放送通信機構

■事業の概要
放送番組に付与する手話翻訳映像の制作に係る経費の一部を助成。手話が付与されていない放送番組の音声情報を手話翻訳して映像化。ただし、この手話翻訳映像は、「聴覚障害者用情報受信装置」(厚生労働大臣が告示する情報・意思疎通支援用具)を介する必要があるため、利用者は当該装置をテレビに接続して放送番組に合成表示された手話翻訳映像を視ることが可能となる。

図
図 手話翻訳映像提供事業イメージ

本件に関する問合せ先

デプロイメント推進部門
情報バリアフリー推進室

丸山 誠二、小倉 浩嗣
Tel: 042-327-7207

広報

広報部 報道室