マイクロ波、ミリ波、テラヘルツ波、赤外線・近赤外線を用いて、東日本大震災の被災家屋の内部構造を実測し、データベースを作成しました。
被災建造物の非破壊検査に、どの周波数が何に役立つか、実用性を検証し、非破壊診断用アルゴリズムを確立する道筋をつけました。
マイクロ波、ミリ波、テラヘルツ波、赤外線・近赤外線を用いて、東日本大震災の被災家屋の内部構造を実測し、データベースを作成しました。
被災建造物の非破壊検査に、どの周波数が何に役立つか、実用性を検証し、非破壊診断用アルゴリズムを確立する道筋をつけました。
実際の被災家屋に対して、マイクロ波から赤外線まで横断的に比較検証が可能な非破壊検査を実施し、データベースを整備しました。
コンクリート建造物の検査にはマイクロ波とミリ波が有効で、木造モルタル建造物の検査にはミリ波が有効であることを明らかにしたほか、テラヘルツ波は表面の塗装評価に適していることがわかりました。
取得した被災家屋測定データベースは公表を検討中。
高度経済成長期の橋梁など、同時多発している老朽化施設を迅速かつ大まかに検査することで、修理の優先順位付けを行う技術の確立、製品化、サービスに応用。