NICTは、2014 年1月24 日にワシントンDCにおいて、ビッグデータをテーマに第10回日米ICT R&Dフォーラムを開催しました。NICTからは坂内正夫理事長をはじめとする10 名が参加し、米国からは大統領府NITRDストローン局長、米国商務省標準技術研究院(NIST)情報技術研究所(ITL) ロマイン所長をはじめとする、政府関係者やビッグデータ分野の研究者等20名が参加して、それぞれにおける研究開発の紹介と意見交換を行いました。
本フォーラムは、米国における研究開発動向調査の一環として実施したものですが、米国における活発な研究開発の状況を知るとともに、NICTの研究開発の取組状況を米国の主要な研究者に認知していただく良い機会ともなりました。また、ビッグデータ分野は、広範な分野への応用が期待される一方でプライバシー保護との両立が求められる分野であり、今後も情報交換を密にしていくための有意義な契機となりました。
また、フォーラム開催の前日(1月23日)、坂内理事長他NICT メンバーで米国国立科学財団(NSF)及びNISTを訪問し、NSFマレット長官代行やNISTメイ副長官他と意見交換を行いました。両機関とも、これまで密接に協力しながら友好な関係を築いてきたところですが、今後もより一層の連携に向けて協力していくことを再確認しました。