NICTの最新の研究内容を展示するとともに、NICTの歴史や研究史料も展示しています。
ご利用案内
開館時間 | 9:30~17:00 (受付は16:30まで) |
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休館日 | 土・日・祝日および年末年始 |
入館料 | 無料 |
電話 | 042-327-6375 |
住所 | 〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1 NICT本部 交通のご案内 |
お知らせ | 駐車スペースには限りがありますので、なるべく公共交通機関をご利用ください。 |
主な展示内容
周波数標準器
原子泉型一次周波数標準器(初号機)。
人の動き・侵入検知システム
部屋の中に設置された送信機からの電波を監視することにより、人の動きや部屋への侵入を検知するシステム。
Pi-SAR2 (パイサーツー: Polarimetric and Interferometric Airborne Synthetic Aperture Radar System)
Pi-SAR2を用いて、東京都心から多摩地区を観測したデータを可視化した画像を、横6.5メートル、縦2.5メートルの大きさで壁面に展示。Pi-SAR2は、30cmの細かさ(分解能)で地上を航空写真のように観測することができる。
数値人体モデル
電波が人体内部でどのように振る舞い、影響を及ぼすかをコンピュータ上で正確にシミュレーションするための数値人体モデル。
nicter (ニクター: Network Incident analysis Center for Tactical Emergency Response)
ネットワーク上でインシデント(セキュリティ事故)を誘発する様々な攻撃への迅速な対応を目指したサイバー攻撃観測・分析・対策システム。
DAEDALUS (ダイダロス: Direct Alert Environment for Darknet And Livenet Unified Security)
nicterの大規模ダークネット観測網を利用し、組織内のマルウェア感染や、組織外への攻撃、さらには組織外からのサービス不能(DoS)攻撃などを迅速に検知し、アラートを送信するシステム。
Ge:Ga 遠赤外線検出器
赤外線天文衛星ASTRO-F(あかり)の遠赤外線観測装置の検出器として開発された素子。
半導体量子ドット光源
波長を広帯域で変えることができ、かつ、光周波数の精度と安定性が高い、近赤外線(波長1.0~1.3ミクロン帯)で動作する世界初の半導体量子ドット光源。
リアルタイムアスベストモニター
導管の中を流れる空気にレーザー光を当て、光検出器でアスベストのみを自動的に検出し、その場でカウントする装置。
ヘリコプター衛星通信
高速で回転するヘリコプターロータの隙間を狙って、電波を間欠的に人工衛星へ送信する衛星通信システム。
Dagik Earth (ダジック・アース)
球形のスクリーンに、プロジェクタで地球や惑星の表面画像を投影するシステム。Dagik Earthは、平成21-23年度において京都大学、情報通信研究機構、国立科学博物館、静岡科学館、静岡大学の共同研究として、文部科学省宇宙利用促進調整委託費によって開発されたものです。
TYK式無線電話機(複製)
1912年(明治45年)、逓信省電気試験所の鳥潟右一、横山英太郎、北村政治郎の3名により開発された世界初の無線電話機。TYKは開発者3名の頭文字を取って命名されたもの。
1912年(明治45年)、逓信省電気試験所の鳥潟右一、横山英太郎、北村政治郎の3名により開発された世界初の無線電話機。TYKは開発者3名の頭文字を取って命名されたもの。
電離圏観測の史料
昭和16年当時の電離層観測記録(手書き)等。
熱帯降雨観測衛星 降雨レーダ送受信部のBBM
1997年(平成9年)に打ち上げられた、降雨レーダを搭載した世界初の人工衛星の送受信部のBBM(ブレッドボードモデル)。BBMとは、衛星開発の最初に試作される機能・性能を確認するモデルのこと。
超伝導ナノワイヤ単一光子検出器(SSPD)
光子1つの検出が可能な超伝導素子。量子暗号通信やバイオイメージング等の分野での応用が期待される。
メッシュ接続対応コグニティブ無線ルータ
電波の利用状況を認識し、最適な無線通信方式(無線LAN、携帯電話、WiMAX等)に切り替えて接続するルータ。網の目(メッシュ)状にルータを接続することで災害に強いネットワークを構築。
スマートメーター用Wi-SUN無線機
スマートメーター用の無線通信規格Wi-SUNに対応した省電力マルチホップ無線機。20mm ×40mmの極小省電力無線モジュールを開発。
アロマシューター
映像に香りを付与することで、豊かな臨場感を表現。
映像に香りを付与することで、豊かな臨場感を表現。
地域分散ネットワーク(NerveNet)
基地局同士が自動的に相互接続する機能を持ち、災害時に一部のルートで障害が発生しても直ちに別のルートに切り替え、通信を確保する無線マルチホップ技術を用いた分散ネットワークとアプリケーションです。データを蓄積・同期する機能が各基地局内に備えられており、通信障害が発生しても、接続可能な基地局から必要な情報が得られます。
基地局同士が自動的に相互接続する機能を持ち、災害時に一部のルートで障害が発生しても直ちに別のルートに切り替え、通信を確保する無線マルチホップ技術を用いた分散ネットワークとアプリケーションです。データを蓄積・同期する機能が各基地局内に備えられており、通信障害が発生しても、接続可能な基地局から必要な情報が得られます。