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WINDSによる東北地方太平洋沖地震の支援情報に関するお知らせ

(気仙沼市)

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2011年3月16日

情報通信研究機構は、3月13日東京消防庁の支援要請に基づき、3月14日に持ち運び可能なVSAT(超小型地球局)等の機材を気仙沼市に搬入し、気仙沼 市に設置された緊急消防援助隊指揮支援本部(現地本部)と東京都大手町の東京消防庁作戦室との間に超高速インター ネット衛星「きずな」(WINDS)を用いたブロードバンド回線接続を3月15日より提供開始しました。 これにより、現地本部と東京消防庁作戦室との間でリアルタイムに高品質映像の双方向伝送や、ハイビジョン画像を活用した被災状況の伝達等が可能となりまし た。また、電話音声では困難な画像や地図の閲覧等も可能となり、両拠点間の円滑な情報共有に貢献しています。


WINDSは超高速衛星ネットワーク技術の開発を目的として情報通信研究機構(NICT)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同開発し、2008年2 月に打ち上げられた実験衛星です。NICTは、「きずな」(WINDS)を用いた災害対策に資するブロードバンド衛星通信の技術開発等を実施しており、そ の一環として、災害対策活動を円滑にするために支援するものです。

東北関東大震災におけるWINDSを用いた災害活動支援
【連絡先】
独立行政法人 情報通信研究機構総合企画部 広報室
報道担当 廣田 幸子

Tel:042-327-6923
E-mail: