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2011年2月22日ニュージーランド南島地震(仮称)の震度分布推定・建物被害推定の結果

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2011年2月22日

独立行政法人情報通信研究機構 情報通信セキュリティ研究センター 防災・減災基盤技術グループは、総務省消防庁消防大学校消防研究センターと共同で、人工衛星等により全地球的に予め取得されている数値標高モデル(DEM)を用いて、海外での地震発生時に大まかな震度分布および建物被害分布を迅速に推定する手法の研究を進めています。

2011年2月22日8時51分(日本時間)頃にニュージーランド南部クライストチャーチ付近で発生したマグニチュード6.3の地震に関し、米国地質調査所(USGS)が公表した震源情報および LandScan™による人口分布データを用いて、我々の手法で推定した震度分布および建物被害分布を、2月22日20時(日本時間)に以下のURLで公表いたしましたので、お知らせいたします。

http://disaster.nict.go.jp/

この共同研究は、国際緊急援助隊(JDR)の派遣の要否や派遣地域の選定に資することを目指して、研究開発を進めています。

最後に、本地震における犠牲者の方々に、心から哀悼の意を表します。

関連情報

  • 「数値標高モデルによるハイチ地震(仮称)の震度分布推定及び防災関係機関へのデータ提供について」,
    NICT報道発表, 2010年1月15日, https://www2.nict.go.jp/pub/whatsnew/press/h21/100115/100115.html.
  • 「消防研究センターにおける簡易型地震被害想定システムの研究開発」, 総務省消防庁「消防の動き」,
    平成22年12月477号, http://www.fdma.go.jp/ugoki/h2212/2212_24.pdf.

本件に関する 問い合わせ先

独立行政法人 情報通信研究機構
情報通信セキュリティ研究センター
防災・減災基盤技術グループ

滝澤 修(たきざわ おさむ)、鄭 炳表(じょん びょんぴょ)
E-mail: