NICTでは、公共性を有する「ビッグデータ」を「ソーシャル・ビッグデータ」と位置付け、ソーシャル・ビッグデータの利活用を促進させ、様々な社会的課題の解決、新たなサービス・システムの創出に貢献するため、研究開発等に取り組んでいます。
その一つとして、入手可能な「ビッグデータ」を積極的に活用しつつ、実用化を意識した研究開発、実証実験を実施し、必要な技術を確立するとともに、制度的な課題についても検証を行い、「ソーシャル・ビッグデータ」の利活用の促進について、有用性や有効性、今後必要な取り組み等を内外に示すことを目的とする、委託研究を来年度から実施する予定です。
公募開始は平成26年1月を予定しておりますので、幅広い研究機関、研究者の方々からの多様なご提案を期待しています。
なお、本研究を実施する際には当機構が整備するテストベッドの活用や拡張のみならず、既に蓄積されている「ビッグデータ」の積極的な利用や異なるデータ間の相互利用など、「ソーシャル・ビッグデータ」の利活用に対する新たな提案を期待しています。