平成25年9月12日(木)・13日(金)に、ホテルオークラ東京において「日・ASEANサイバーセキュリティ協力に関する閣僚政策会議」が開催され、ASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国の閣僚等の参加を得て日本とASEAN各国の間の協力を加速させるための議論が行われました。
会議終了後に発表された共同閣僚声明では、安心・安全な情報通信ネットワークの構築のため、サイバー攻撃予知即応プロジェクト(PRACTICE)と対サイバー攻撃アラートシステム(DAEDALUS)とを組み合わせて総合的な技術協力JASPER (Japan ASEAN Security PartnERship)を開始することが公表されました。NICTは技術的な中核機関として総務省・関係機関と連携し、JASPERの推進に協力していく予定です。
また、会議会場に併設する形で10企業・団体による展示が行われ、ASEAN各国の大臣や山本一太科学技術政策担当大臣などが視察されました。NICTは情報セキュリティ技術及び多感覚インタラクションシステムの展示を行い、技術の紹介を行いました。