NICTは、2013年8月6日から21日まで、バンコク国際展示場(BITEC)において開催された「タイ科学技術博2013」に出展しました。タイ科学技術博は2007年からほぼ毎年、タイ国科学技術省(MOST)により開催されており、今年も約110万人(主催者発表)が訪れました。科学技術博見学はタイの小中学生にとって重要な年中行事の一つとなっており、タイ各地から連日貸切バスでやって来ます。タイ以外に日本、米国、英国、中国、ロシアおよびASEAN経済共同体が出展しており、日本からは、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)、独立行政法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)、東海大学、北海道大学、地球観測衛星コンソーシアムメンバー企業が出展しました。
NICTブースでは「NICTにおける科学と技術」というテーマで、下記の項目についてデモンストレーションを交えて展示しました。
(1)数値人体モデル
(2)電子ホログラフィの原理
(3)光で電波を作る
(4)NICTにおける研究開発の概要
(2)電子ホログラフィの原理
(3)光で電波を作る
(4)NICTにおける研究開発の概要
NICTブースを見学した小中学生は、特に人体モデルおよびホログラフィの3Dディスプレイに興味を示し、3D人体モデルには思わずのけぞる人もいるほどでした。社会人の見学者は、「光から電波」の展示パネルに興味を示し、特に同技術の実利用に期待を示す方もおり、NICTの研究開発の成果の一端をわかりやすく紹介する良い機会になりました。