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NICT・電気通信大・玉川大の合同チーム
「ロボカップ2012世界大会」で準優勝

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2012年6月29日

NICTユニバーサルコミュニケーション研究所では、人と機械が自然にコミュニケーションするために必要な「言語・非言語処理技術」の研究開発を推進しています。

この音声対話技術の機能実証として、NICT・電気通信大学・玉川大学で合同チーム「eR@sers(イレイサーズ)」を組んで 「RoboCup 2012世界大会」(2012年6月18日~24日、メキシコにて開催)に出場し、家庭用ロボット部門「@Home」の競技で準優勝を果たしました。(計18チーム中)

今回の経験と改善点をもとに、NICTでは「音声対話技術及び動作学習技術」の分野の研究開発をさらに進めます。

チーム「eR@sers」 左側のロボット:eR(イレ)@(イ)ser(サー)と右側のロボット:DiGORO(ダイゴロウ)に、NICTの「音声対話技術・動作学習技術」を搭載しました

チーム「eR@sers」
左側のロボット:eR@ser(イレイサー)と右側のロボット:DiGORO(ダイゴロウ)に、
NICTの「音声対話技術・動作学習技術」を搭載しました。

 順位 チーム名  組 織  スコア 
1  NimbRo@Home  University of Bonn, Germany  100
2  eR@sers  NICT, 電気通信大学, 玉川大学  74
3  ToBI  Universitat Bielefeld, Germany  64

順位とスコア

「@Home」の競技には、世界各国から選抜された18チームが参加。その中で、我々のチーム「eR@sers」は準優勝をおさめました。

●競技種目の説明(一部)
「Follow Me」:未知ユーザに対して1分以内にキャリブレーションを行い、追従する。 
「Who Is Who」:フィールド内にいる5人を見分けて、飲み物を届ける。
「Open Challenge」:ロボットの性能に関する、研究面で優れている点のデモ。

RoboCup 2012 公式ウェブサイト

http://www.robocup2012.org/

ロボカップ@ホームリーグ

ロボカップとは、The RoboCup Federationが主催する自律ロボットの世界的な競技であり、ロボットサッカー競技で有名です。ロボカップには8リーグの競技があり、それぞれ、世界的に著名な大学、研究機関が参画しています。

ロボカップ@ホームリーグは、日常生活で人間を支援する自律ロボットの競技で、日常環境で人と共存する生活支援ロボットの実現を目指しています。

本件に関する問い合わせ先

広報部 報道担当

廣田 幸子
Tel: 042-327-6923 
Fax: 042-327-7587
E-mail: