NICTでは、電磁波(テラヘルツ波~X線)を用いた文化財の科学調査、さらに、そこで得られたデータのインタラクティブミュージアムへの活用を行っています。
このたび、NICTが調査に携わった、イタリア・フィレンツェのウフィツィ美術館所蔵 Giotto(ジョット)作 「バディア祭壇画」(1300年頃)の修復記録が、デジタルアーカイブとして、ウフィツィ美術館のオフィシャルサイトで公開されました。将来的には、NICTの新世代通信網テストベッド(JGN-X)を用いた「ネットワークミュージアム」や、感性と技術の融合から新たな知的価値を創造する「ナレッジキャピタル」への展開を予定しています。