3月5日にX1.1フレア、3月7日にX5.4フレアが発生するなど、太陽活動が活発になっています。これらのフレアを発生しているのは、複雑な磁場構造を持つ比較的大きな活動領域1429です。フレアの影響で太陽高エネルギー粒子のフラックスが増加し、3月7日05時10分UTにピーク値6,530PFUとなり、その後、フラックスは減少しつつあります。また、4日から5日に発生したフレアの影響で7日4時20分UTに発生した地磁気嵐は8日1時UT頃に終了しました。さらに、7日のXクラスフレアの影響で、9日1時8分UTに地磁気嵐が発生し、11日0時UT頃に終了しました。今後、10日に発生したM8.4フレアの影響で地磁気擾乱が発生する可能性があります。
今後の状況につきましては、宇宙天気情報センターの最新情報をご覧ください。