3月5日にX1.1フレア、3月7日にX5.4フレアが発生するなど、太陽活動が活発になっています。フレアを発生しているのは、複雑な磁場構造を持つ比較的大きな活動領域で、現在、太陽の北東の領域にありますので、ここ1週間くらいは注意が必要です。これまでに発生したフレアの影響で、太陽高エネルギー粒子のフラックスが増加しています。また、3月4に発生したフレアによる太陽風の乱れが3月7日3時30分UT過ぎに到来して地磁気嵐が発生しています。今後、3月7日のフレアの影響による地磁気じょう乱も予測されます。
今後の状況につきましては、宇宙天気情報センターの最新情報をご覧ください。