国立研究開発法人 情報通信研究機構
2015年12月16日
NICTおよび次世代安心・安全ICTフォーラムは、2016年2月5日(金)にパシフィコ横浜にて「災害・危機管理ICTシンポジウム2016」を開催いたします。
本シンポジウムでは、災害の予測技術、災害時の情報伝送技術の紹介と、それらの災害対策・危機管理への利用促進を目的として、以下の講演・討論を行います。特別講演では、地震・豪雨災害の実態と災害時の対応(行動手順)について、危機管理担当者から情報を提供します。続く講演では、新世代の静止気象衛星「ひまわり8号」の新性能を紹介し、そのデータ利用の促進を通じた豪雨等による気象被害の低減の取り組みを紹介します。また、干渉SAR(合成開口レーダ)等を用いて取得した防災関連情報(観測強化地域の地殻変動等)とその提供法を紹介します。さらに、災害発生時においても情報伝送の維持と情報共有を可能とすることにより、被災地域の災害対応力の向上をめざして開発された分散型地域無線ネットワークについて講演を行います。
皆様のご参加をお待ちしております。
プログラム(敬称略)
特別講演1
講演1「新世代の静止気象衛星『ひまわり8号』」
長岡 賢二 神戸市 危機管理室長
特別講演2井澤 一朗 日本空港無線サービス株式会社 調査部長(元東北総合通信局長)
講演1「新世代の静止気象衛星『ひまわり8号』」
大友 猛 気象庁観測部気象衛星課 衛星整備計画官
講演2「干渉SAR等を用いた防災関連情報の取得と提供」長谷川 裕之 国土交通省国土地理院 防災企画調整官
講演3「域内の情報交換と共有を実現する耐災害情報通信基盤NerveNet」井上 真杉 NICT 耐災害ICT研究センター 研究マネージャー
開催日時 | 2016年2月5日(金)10:30~15:45 |
開催会場 アクセス(URL) |
パシフィコ横浜 アネックスホールF205 横浜市西区みなとみらい1-1-1 http://www.pacifico.co.jp/visitor/accessmap.html |
主催 | 国立研究開発法人 情報通信研究機構、次世代安心・安全ICTフォーラム |
後援 | 内閣府、総務省、文部科学省、国土交通省、防衛省 |
参加対象者 | 自治体・企業の防災担当者、防災システムの製造事業者・研究者、および防災に興味を有する広く一般の方 |
参加費 | 無料 |
イベント詳細 | https://ictfss.nict.go.jp/yokohama2016/index.html |
お問い合わせ先
電磁波計測研究所
企画室
Tel:042-327-7580
関連情報
NICTは、2016年2月4日(木)・5日(金)にパシフィコ横浜にて開催される第20回「震災対策技術展」横浜において、次世代安心・安全フォーラムと共に、センシング技術の震災対策への応用、非破壊センシング技術などの展示を行います。詳細は、以下のWebページをご覧ください。
皆様のご来場をお待ちしております。