独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は、一般社団法人電波産業会との共催により「周波数資源開発シンポジウム2014 -ワイヤレスブロードバンドアクセスの将来技術-」を開催します。
スマートフォンやタブレット端末などの無線局の急速な増加やリッチコンテンツの流通や利用の拡大による無線通信の大容量化に伴い、無線通信量は、2020年までには、現在の約200倍以上になると予想されています。また、スマート社会への発展に伴い、無線通信は、人との通信だけでなく、M2M通信への利用にも急速に拡大することが予想されており、質・量的に大きな変革が要求されています。
現在、周波数を有効利用する技術、高い周波数への移行を促進する技術、無線通信システムの高速・大容量化技術等の研究開発が活発に推進されています。本シンポジウムでは、ワイヤレスブロードバンドアクセスの将来技術として、トラフィックのオフロード策として急速に拡大し高度化している無線LANシステムやM2Mサービスを支える無線・ネットワーク技術について、産学官の専門家による講演を行います。
研究者や専門家のみならず、多くの方の参加を心よりお待ち申し上げます。