情報通信研究機構(NICT)では、災害に強い情報通信技術の実現に向けて産学官連携による研究開発を推進しています。その成果の皆様へのご紹介の一環として、「平成25年度大規模津波・地震防災総合訓練」及び、同時開催される「津波・地震防災フェア」において、「災害対策用の情報通信手段」というテーマの下で、総務省関東総合通信局、関東非常通信協議会等と、1つのエリアに集合して最新の災害用衛星通信システム等の共同展示及びデモンストレーションを行います。皆様のご来場をお待ちしています。
2013年11月6日
出展概要
(1)「耐災害性強化のための情報通信技術(ICT)」研究概要等に関するパネル等の展示【NICT】
耐災害ICT研究センターでは、東北大学に整備する研究拠点を活用して、災害に強い情報通信ネットワークの実現、被災地域の地域経済活動の再生に貢献すべく研究開発を進めています。本研究プロジェクトの概要について説明いたします。
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(2) 災害用衛星通信システム(小型車載地球局、大型車載地球局)【NICT】
東日本大震災の発生直後、被害地域では通信手段が途絶し情報収集や情報伝達に支障をきたしました。移動中でも災害情報の収集や伝達をリアルタイムで行える車載型衛星通信地球局を開発しました。実際に衛星(「きずな」)を使ってデモンストレーションを行います。
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(3) 災害対策用移動通信機器(衛星携帯電話、移動用無線機等)【関東総合通信局】 |
(4)「災害時に活用できる情報伝達手段」のパネル 【関東総合通信局】 |
(5)「公共情報コモンズ」 【関東総合通信局】 |
(6) 災害時に簡易な操作で設置が可能な小型地球局(VSAT)【スカパーJSAT株式会社】 |
(7)「災害に強いWi-Fi臨時ネットワークシステム」及び「NEC防災情報システム」【日本電気株式会社】 |
(8) 臨時災害放送局用FM装置 【株式会社日立国際八木ソリューションズ】 |
(9) 800MHz帯デジタルMCA無線機 【一般財団法人移動無線センター】 |
(10) 高性能防災用スピーカーシステム 【TOA株式会社】 |
開催日時 | 平成25年11月9日(土) 9:00~15:00(開園8:30) |
開催会場 | 茨城県ひたちなか市 国営ひたち海浜公園内「津波・地震防災フェア」エリア(水のステージ周辺) http://hitachikaihin.go.jp/access/access-map.html |
主催 | 国土交通省、茨城県、ひたちなか市、笠間市 |
入場料・申込参加費 | 国営ひたち海浜公園の入園料は無料です。(駐車場は有料) 申込不要 |
イベントの詳細 | 平成25年大規模津波・地震防災総合訓練(国土交通省) https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000707.html |
お問い合わせ先
独立行政法人情報通信研究機構
耐災害ICT研究センター
Tel: 022-722-8058(代表)
E-mail: