昨年3月11日に発生した東日本大震災は、死者1万5千人以上、避難者数は45万人を超える未曾有の大災害となりました。この震災においては、地震および津波の規模の大きさ、被災地の広さ、原発事故など、これまでに想定されていなかった様々な被害をもたらしました。
一方、この災害の中で、情報通信および状況把握において、ICTを用いた技術・サービスで被害を軽減できた事例・出来なかった事例が判明しつつあります。次世代安心・安全ICTフォーラムでは、これらの事例を検証しつつ、将来起こり得る災害への備えとなる方策及び研究開発の方向を検討し、提言をまとめつつあります。
本シンポジウムでは、ニーズ側の自治体関係者、シーズ側の研究開発者による講演を頂くとともに、提言を基にしたパネルディスカッションを行い、今後の震災で必要とされる技術開発について検討を進めます。
第16回「震災対策技術展」において、① 航空機搭載SARによる被災状況の把握、② 大規模災害時における衛星通信技術の利用や ③ GPSブイによる津波検知の研究などの展示もおこないます。
展示は 2012年2月2日(木)〜3日(金)10:00~17:00 となっております。
展示は 2012年2月2日(木)〜3日(金)10:00~17:00 となっております。