沖縄での超低周波音(インフラサウンド)観測データを公開

南方観測点を追加公開し国内インフラサウンド観測網の領域拡大
2026年3月9日

国立研究開発法人情報通信研究機構

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICTエヌアイシーティー、理事長: 徳田 英幸)では、津波等の自然災害をもたらす危険性のある災害関連事象の発生をいち早く検出する技術の開発に向け、国内の20を超える地点に装置を設置して自然環境の計測を続けています。このたび、小金井市内1地点および沖縄島内3地点で観測している超低周波音(インフラサウンド)の観測データの一般公開を開始しました。

観測データは、日本気象協会のWebサイト『インフラサウンド・モニタリング・ネットワーク』を通じて、他機関の観測データと共に一般公開しています。


追加公開する観測地点は、主に琉球海溝周辺の地震や津波により発生するインフラサウンドの観測を目的にしていますが、近くで火球が出現した際などにも特徴的は波形が観測されます。公開サイトでは、観測波形を見るだけでなく、ユーザ登録を行うことで観測データの数値データのダウンロードも可能です。

日本科学未来館外観およびジオ・コスモス写真
使用しているインフラサウンド観測装置(左:上面、右:側面)

用語解説

超低周波音(インフラサウンド)

インフラサウンドとは、大気中を伝搬する微気圧変動です。微気圧情報と、いわゆる一般的な気圧情報との違いは、主にその分解能にあります。気圧情報を時間的にもレベル的にも高い分解能で観測したものが、微気圧情報です。これにより、従来の気圧観測データだけからでは知ることが出来ない情報を得ることが可能になります。

問い合わせ先

国立研究開発法人情報通信研究機構
レジリエントICT研究センター
サステナブルICTシステム研究室

担当者:西村竜一

一般財団法人日本気象協会
防災・気象DX本部
防災事業部 営業グループ