今後、以下のような改善を図り、活用領域を広げていく予定です:
1)個人の関心情報の活用
マナビDX利用者個人の受講履歴を活用して、利用者の関心を推薦結果に反映させます。具体的には、受講済み講座の推薦を抑制しつつ、受講済み講座と類似度が高くよりレベルの高い講座を推薦します。また、マナビDXの講座登録事業者に対して、各企業のDX活動レベルや必要とする講座情報に加えて、利用者個人が推薦候補から選択した講座と選択しなかった講座の情報を提供することによって、登録事業者は利用者の関心事項やニーズを把握することができます。
2)潜在顧客の推定によるプロモーション活動
マナビDX登録講座以外のコンテンツに関しても潜在顧客を推定することが期待できます。例えば、情報処理技術者試験の一つであるIT パスポート試験について、東京証券取引所上場企業 3,640 社に関して、団体申込みの可能性が高い企業を推定した結果、Web検索よりも高い精度で推定できることが分かりました(*3)。今後、IT パスポート試験以外の情報処理技術者試験や他のサービスの潜在顧客を推定してプロモーション活動に活用していく予定です。