言語翻訳技術
情報通信研究機構(NICT)の研究者による研究
研究内容
音声・言語処理技術を開発し、日本語、英語、中国語に対するシソーラスを含み、対訳や多様な意味的関係を含む多言語概念辞書を構築し、多言語翻訳、音声翻訳技術、対話システム技術の研究開発を実施。また、日本人特有の発話英語を対象とした発話英語データベース(学習者発話コーパス)を構築。
研究成果
- 旅行会話を対象にした日英中音声翻訳システムの開発。
- 世界初の旅行会話を対象にした多言語テキスト翻訳技術を開発(18x17言語対)。
- 世界初で最大規模の学習者発話コーパスを作成。
- 英語学習者を対象とした話し言葉の学習支援システムを構築。
- Webから自動抽出した最新の日本語版辞書は、現在約170万語(広辞苑の6倍以上)をカバー。
社会への適用
- 携帯電話におけるテキスト翻訳サービス及び音声翻訳サービ スとして、民間企業による事業化を実現。
- 場面と場所を特定し、語彙を限定することにより、翻訳精度及び処理速度を向上させる技術を試作し、北京五輪において音 声翻訳モニター実証実験を実施。
レシピ検索(βバージョン)
作成した辞書でブログからレシピを抽出Webから抽出した様々な調理のヒントを提示
しゃべって翻訳
和英/英和/日中/中日の翻訳が可能
例え ば日本語で話しかけると英文で表示され、 英語で話しかけると日本語で表示。
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