高度通信・放送研究開発委託研究
研究評価 > 令和5年度 日米共同研究 終了評価
令和5年度委託研究(日米共同研究)終了評価結果(概要)
採択 番号 |
研究開発課題名 | 研究 期間 |
受託者 (◎印: 代表研究者) |
総合コメント | 総合評価 |
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21701 | 国際共同研究プログラムに基づく日米連携による脳情報通信研究(第3回) 副題:月面ジャグリング課題を用いたスキル獲得の脳内メカニズムの解明 |
R2.9 | R5.8 |
◎国立大学法人東京工業大学 |
VR空間でのコントロールされたトレーニングから、運動スキル獲得の脳内メカニズムを解明するというアプローチは興味深く、それをジャグリング課題で実践してみせたことは重要である。また、本研究が日米の連携により推進された点も評価できる。重要で大きなテーマを効果的に計画・推進しており、よく工夫されたVR実験環境が構築できていることから、十分な費用対効果があったと言える。VRシステムの構築については当初の目標を達成している。脳波解析手法および脳内メカニズムのモデル化に関しては予備的な知見が得られる段階まできているが、被験者数が不足している。引き続き実験を継続し、特に脳機能研究の観点からの完成度を上げ、成果に結びつけていく必要がある。得られた結果と作業仮説との対応付け等については発展途上であり、今後の解析やモデル検討、周辺研究との関係性検討などにも期待したい。今後の継続研究に期待したい。
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A |
学校法人五島育英会 東京都市大学 | |||||
学校法人名古屋電気学園 愛知工業大学 |
総合評価の評価点 S:非常に優れている A:適切である B:やや劣っている C:劣っている