高度通信・放送研究開発委託研究
研究評価 > 平成24年度 中間評価(延長判定)
平成24年度委託研究中間評価(延長判定)結果(概要)(注)
採択 番号 |
課題名 | 研究 期間 (年度) |
受託者 (◎印: 代表研究者) |
主な評価コメント | 評価 |
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149ウ01 | 新世代ネットワークを支えるネットワーク仮想化基盤技術の研究開発 ウ 新世代ネットワークアプリケーションの研究開発 ~ネットワーク誘導を利用した新世代コンテンツ配信アプリケーション~ |
H23 | H24 |
◎学校法人関西大学 |
vNODE上の国際競争力のあるサービスを展開できる可能性がある。成果の社会的なインパクトは非常に大きく、引いては国民全体の利益に繋がる研究と位置づけられる。研究の進捗状況もほぼ計画どおりであり、要素技術個別の評価もできていることから、延長することが望ましい。
ただし、今後2年間での開発については、CDN技術の動向を注視しつつ、サービス事業者との連携による運用面の課題発掘等が必要である。
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S |
公立大学法人大阪府立大学 | |||||
国立大学法人神戸大学 | |||||
日本電気株式会社 | |||||
149ウ02 | 新世代ネットワークを支えるネットワーク仮想化基盤技術の研究開発 ウ 新世代ネットワークアプリケーションの研究開発 ~情報オープンイノベーション基盤技術の構築~ |
H23 | H24 |
◎学校法人慶應義塾 |
サービス指向ルータは実用化や標準化の観点から、これまで良い成果を出しており、この段階で終了しても個別には十分良い評価を出せる。このプロジェクトの問題は、課題ア・イのテーマを市場技術の延長の観点から考えたため、課題ア・イとは技術的に全く関係ないテーマであるという点である。そのため、やや統一感に欠ける印象がある。
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A |
日立情報通信エンジニアリング株式会社 | |||||
国立大学法人筑波大学 | |||||
大学共同利用期間法人情報・システム研究機構 | |||||
日本電信電話株式会社 | |||||
149ウ03 | 新世代ネットワークを支えるネットワーク仮想化基盤技術の研究開発 ウ 新世代ネットワークアプリケーションの研究開発 ~関係性メトリックに基づく新世代ネットワークアプリケーション~ |
H23 | H24 |
◎国立大学法人京都大学 |
社会的近さと情報流通を考える技術の観点から、非常に興味深い研究課題であり、今後の進展が大いに期待される。方式の有効性はこれまでの実験結果から、かなり期待できる。研究の進捗状況もほぼ計画どおりであり、延長することが望ましい。
ただし、今後の2年間でのvNODEとの連携した開発については、何に使うのか、どう使うのか、どこで使うのかと言った基本的検討が必要であり、その観点からの計画の詳細を検討してもらいたい。
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S |
国立大学法人電気通信大学 | |||||
株式会社神戸デジタル・ラボ | |||||
149ウ04 | 新世代ネットワークを支えるネットワーク仮想化基盤技術の研究開発 ウ 新世代ネットワークアプリケーションの研究開発 ~消費エネルギー最適化コンテンツ配信システム~ |
H23 | H24 |
◎学校法人慶應義塾 |
実用志向であるため、社会的インパクトが大きくなり得,国民全体の利益に繋がる研究と位置づけられる。課題ア・イの完成度を上げ、さらにその上でのサービスイメージを訴えるために有用な研究である。両課題へのフィードバックの観点から続行すべきテーマと考えSとした。
ただし、今後の2年間の研究については技術の取捨選択をして研究開発投資をそこに集中し、2者の強力な連携の上で進めていくべき。
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S |
株式会社日立製作所 | |||||
149ウ05 | 新世代ネットワークを支えるネットワーク仮想化基盤技術の研究開発 ウ 新世代ネットワークアプリケーションの研究開発 ~ヒトやモノをエンパワーする実世界情報アプリケーションとバーチャル・ネットワークド・センシング技術~ |
H23 | H24 |
◎学校法人慶應義塾 |
これまでの研究の蓄積があり、システム開発も効果的に行っているため、中間目標は100%達成しているが、比較評価するとセンシング基盤よりアプリケーション開発の方が充実している。実用化に関しては企業の参画がないのでやや苦しい。AGW経由の接続実験が進んでいるので、相互接続・標準化は期待できる。アプリの公開による一般からのフィードバックは期待したい。
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A |
149ウ06 | 新世代ネットワークを支えるネットワーク仮想化基盤技術の研究開発 ウ 新世代ネットワークアプリケーションの研究開発 ~大規模コンテンツ配信基盤を実現するアクセス網のクラウド化~ |
H23 | H24 |
◎独立行政法人理化学研究所 |
ネットワーク全体をデータセンターにしてしまうという、サービス的には革新的な研究課題であるが、課題ア・イとの連携が良く見えない。このテーマ自体は、仮想化技術を使わなくてもかなりのレベルで実用化が可能である。NW仮想化全体の思想の統一という観点からSではなくAとした。仮想化プロジェクトへの寄与の観点が課題と考える。実用化指向の研究であることを考えると、研究成果発表は良く行っている。
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A |
国立大学法人東京工業大学 | |||||
株式会社インターネットイニシアティブ | |||||
149ウ07 | 新世代ネットワークを支えるネットワーク仮想化基盤技術の研究開発 ウ 新世代ネットワークアプリケーションの研究開発 ~パレート最適ネットワーク実現のためのユーザ・資源管理アプリケーション~ |
H23 | H24 |
◎国立大学法人神戸大学 |
コンセプトの提案という観点から、魅力的な研究課題ではある。研究の進捗状況も要素技術的にはほぼ計画通りであるが、いくつかのバラバラなテーマを寄せ集めた感が否めず、トータルとしてのアーキテクチャまで昇華できていない。このため課題ア・イとの連携がどうなっているかもイメージすることができない。
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B |
国立大学法人大阪大学 | |||||
国立大学法人京都大学 | |||||
学校法人朝日大学 | |||||
日本電気株式会社 | |||||
国立大学法人お茶の水女子大学 | |||||
149ウ08 | 新世代ネットワークを支えるネットワーク仮想化基盤技術の研究開発 ウ 新世代ネットワークアプリケーションの研究開発 ~超分散分割保存された大容量コンテンツの即時配信システムの研究開発~ |
H23 | H24 |
◎日本電信電話株式会社 |
ネットワーク仮想化のコアであるvNODEの利用イメージを確立するとの観点から、重要な研究であり、今後の進展が大いに期待される。研究の進捗状況もほぼ計画どおりであり、CineGrid等の公開の場で実験できているため、延長することが望ましい。
今後の2年間の開発延長については、既存技術とのコスト面での比較評価など、開発指向の運営も強める必要がある。
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S |
学校法人慶應義塾 |
総合評価の評価点 S:非常に優れている A:適切である B:やや劣っている C:劣っている
(注)本中間評価結果を踏まえ、149ウ-01、149ウ-03、149ウ-04及び149ウ-08について平成26年度まで契約を延長し、他は平成24年度で終了することとした。