本文へ
文字サイズ:小文字サイズ:標準文字サイズ:大
  • English Top

イベント

  • English
  • 印刷

結果報告

量子ICTフォーラム2017開催
(2017年10月6日(金)開催)
NICT 細川理事 開会挨拶
討議風景1
討議風景2

 会合概要:
「量子ICTフォーラム」は、これまでNICT自主・委託研究、及び総務省SCOPEプロジェクトの量子通信関連課題の産学官関係者による会合であったが、今年はスコープを拡大し、量子技術を担当する総務省、文部科学省他の政府関係者、量子技術関連の大学、研究所関係者、量子技術以外の分野を含む産業界関係者からなる60名の参加者により、産官学連携、分野間連携、標準化活動、社会展開について講演、全体討議を行った。

講演では、量子通信、量子計算機、量子アニーリングマシン等の量子情報技術の研究開発、量子暗号標準化活動、IoTセキュリティについて国内外の最新状況が報告された。
全体討議では、総務省、文科省及び経産省における関連施策についての情報交換や、本フォーラムの今後の運営方針等が討議された。現在、量子情報技術全体の研究開発、標準化、実用化等について、産学官が集まり総合的に検討する場の重要性が指摘され、本フォーラムがその機能を担うべきとの結論に至った。併せて、幹事会人事の刷新と、傘下の技術委員会として「量子鍵配送技術推進委員会(仮称)」の設置についても議論がなされた。

今後は上記の運営指針の元、本分野に関する提言や産業界との協業につながることを目指した活動を続ける予定である。

第3回日英量子技術ワークショップ/量子ICTフォーラム第4回会合開催
The 3rd UK-Japan Quantum Technology Workshop / The 4th Quantum ICT Forum
(2016年10月13日(木)開催)
photo-1/3 British Embassy Secretary
英国大使館一等書記官 エリザベス・ホグベン様ご挨拶
photo-2/3 discussion
討議風景
Photo-3/3 group photo
参加者集合写真

 会議概要:
日英の量子分野研究者を招き、量子通信を中心とした量子技術についての最新の研究成 果・動向の発表と、今後の同分野での日英研究連携を議論するワークショップ。日英でそれぞれ量子分野での大きなプロジェクト(英国:UK Quantum Hub、日本:ImPACT)が始まったのを機に、2015年3月より実施。今回が3回目となる(第一回 2015年3月、第二回 2016年3月、第三回 2016年10月、いずれも駐日英国大使館のご協力により同大使館にて実施)。

今回のワークショップでは、参集研究者からの講演頂いたほか(8件)、TVを通じて参 加の英国Hub研究者の方々を交えTV会議も実施、今後の研究動向について有益な議論を行った。また、国立研究開発法人科学技術振興機構・中村特別顧問(元・同機構理事長)からも「Society 5.0」という科学技術製作推進の観点から量子分野での研究連携について重要な示唆を頂いた。

参加人数:35名(英国、日本)

秋田県仙北市における小型無人航空機ドローンによる図書の自動配送実験
(2016年4月11日(月)実施)
写真1:図書配送用ドローン(全天候型)直径1200mm、最大積載量5kg
写真2:配送中のドローンから着陸地点(中学校グラウンド)を臨む
写真3:配送された本を手にした中学生とドローン

(写真提供:(株)プロドローン)

 小型無人航空機ドローン(写真1参照)を使って学校図書室の本を別の学校へ配送する図書配送システムの実証実験に成功した。
 実証実験は、4月11日、国家戦略特別区域(地方創生・近未来特区)秋田県仙北市において、株式会社プロドローンと共同で実施された。本実験は、西明寺(さいみょうじ)小学校から図書依頼元の西明寺中学校(片道約1.2km、高度約50m)へ図書3冊(約1kg)を配送する想定で、小中学校の生徒・教職員約130名のほか、仙北市市長、市民の方々や多くの報道陣が見守る中行われた。
 現地では、実施直前まで風雪のため視界が悪く、40分程開始が延期になるなど実施が危ぶまれたが、14:00に小学校を離陸、予定コースを自動航行し、14:10に中学校に3冊の図書を配送することに成功した(写真2参照)。ドローンが雪舞う空から姿を現した瞬間、観衆から「遂に来たね」「すごい」などの声が上がった。生徒からは、「ドローンを使った物資輸送ができれば地方ではとても便利だ」、また市長からは、「まさに未来への扉を開けた素晴らしい実験だった」などの言葉をいただいた(写真3参照)。なお、今回の実験では、現在の国交省の航行基準に準じ、現地天候(特に視野状況)と気象レーダの情報を基に安全第一の航行判断を行った。今後、安全運航に向けた指針や基準作りに向け、実験を続けていきたい。
 ドローンによる配送や重要インフラ監視では、傍受や不正乗っ取りを防ぐ制御通信の秘匿化や機器認証はもちろん、連動する地上ネットワークまで含めた全システムにおいて、重要な顧客情報や経営に関わる取引情報の秘匿化が必要となる。しかし、多くのドローン運用システムでは、標準的な暗号化すら行われていないことが多く、情報セキュリティの確立が急務である。今回の実験では、ドローン制御システムおよび図書配送管理システムそれぞれの通信に、ワンタイムパッド暗号を適用し、制御の乗っ取りや情報漏えいを完全に防御した環境で配送サービスが実施できることを示した。特に、量子鍵配送(QKD)装置開発で培った技術により装置の小型・軽量化を図っている。
 今後も仙北市での実証実験に参画し、将来的には、薬の配送など個人情報の保護が求められる輸送・物流関連用途、重要インフラ施設管理等の高機密用途などへの活用を目指す。

詳細説明資料、背景、今回の成果、今後の展望、補足資料(用語解説)などの詳細は
URL:https://www.nict.go.jp/press/2016/04/12-2.html をご参照ください。
実験当日の様子(動画)や関連情報につきましては、株式会社プロドローン および 秋田県仙北市 のWebページをご参照ください。

The 5th International Conference on Quantum Cryptography (QCrypt2015)
(2015年9月28日(月)~ 10月2日(金)開催)

開催日程:2015年9月28日(月)午後~10月2日(金)
場所:一橋講堂(東京都千代田区)
施設見学:9月30日(水)午後、NICT(東京都小金井)に参加者を招いて、Tokyo QKD Network、光空間ターミナル、光地上センターなどの見学を実施。
主催:国立研究開発法人情報通信研究機構、国立情報学研究所、電気通信大学
後援:総務省、文部科学省

会議概要:
量子暗号を中心に量子通信や量子情報処理に関する最新の研究成果の発表と議論、及び関連研究者・大学院生の研究コミュニティ形成を目的とする学術的国際会議。2011年から毎年、各国持ち回りで開催(2011年チューリッヒ、 2012年シンガポール、2013年ウォータールー、2014年パリ)。2015年の第5回を東京で開催。
今回のQCrypt 2015では、基礎研究者と技術者の交流や、学生間の交流のさらなる促進を目指して、量子暗号の信号処理用ソフトウェアに関するワークショップ(AIT Open Source Software for QKD Post Processing Workshop)と、ワーキンググループミーティングの2つの新しい企画を行った。また、9月30日(水)午後には、情報通信研究機構(東京都小金井)にて、Tokyo QKD Network、光空間ターミナル、光地上センターなどを見学するラボツアーを実施した。

参加人数: 277名(欧米主要国、中国、韓国、他東南アジア、中東など)
講演概要:基調講演1件、チュートリアル講演4件、招待講演9件、 一般講演26件、ホットトピック講演3件、ポスター発表113件

会議詳細については、 QCrypt 2015 ホームページをご参照ください。

QCrypt 2015
Updating Quantum Cryptography and Communications 2015 (UQCC2015)
(2015年9月28日(月)開催)

開催日程:2015年9月28日(月)午前9:30~12:30
場所:一橋講堂(東京都千代田区)
主催:国立研究開発法人情報通信研究機構、国立情報学研究所、電気通信大学
後援:総務省、文部科学省

会議概要:
講演、解説ビデオ、各国研究者のライブ中継、機器デモンストレーション、技術開発者によるリレートークなどにより量子暗号技術の最前線、及びそのアプリケーションを具体的に紹介。量子暗号という新技術が今後どのように発展し、人間社会にどのような恩恵をもたらすのか、その展望を議論した。また、最初の量子暗号の発明者(ベネット博士&ブラサール教授)による、発明当時の経緯や今後の展望についての講演、量子暗号の医療応用に関するデモンストレーションなども行われた。による会議にはQCrypt 2015参加の研究者・技術者以外にも、量子暗号を実際に使うユーザーの立場として興味を持つ企業、官庁などの方々も参加した。
参加人数: 334名(日本、欧米主要国、中国、韓国、他東南アジア、中東など)

会議詳細については、UQCC 2015 ホームページをご参照ください。

UQCC2015
量子ICTフォーラム第3回会合開催
(2014年9月25日(木)~ 9月26日(金)開催)

開催日: 平成26年9月25日(木)~26日(金)
場所: 小金井本部 研究本館4階国際会議室
主催:(独)情報通信研究機構(NICT)
会合概要:
 「量子ICTフォーラム」は、NICT自主・委託研究、総務省SCOPEにおける量子ICT関連の研究チームが一堂に会して、産学官連携の強化を図るとともに、研究開発の総合的な推進方策、普及活動、海外との競争・協力等に関して議論を行う会合。
 本会合では約70名が参加し最新の研究成果が紹介され、NICT及び連携企業間での量子暗号ネットワーク実利用に向けた展開や、量子通信・量子中継分野における基礎研究課題の実証に関して、積極的な議論・意見交換が行われた。

フォーラムの様子
Secure Photonic Network Seminar II
(2013年11月11日(月)開催)

開催日: 平成25年11月11日(月)
場所: 小金井本部 3号館6階602会議室
コーディネーター:佐々木雅英(NICT)
招待研究者:
Jonathan P. Dowling (Louisiana State University)
Richard J. Hughes (Los Alamos National Laboratory)
Jane E. Nordholt (Los Alamos National Laboratory)
Rupert Ursin (Institute for Quantum Optics and Quantum
Information (IQOQI) Austrian Academy of Sciences)
概要:
QKD技術に関するインフォーマルセミナーを開催し、約20人が参加した。参加者からの短い講演に加え、QKDのアプリケーション、セキュリティの認証方法、実用化した際のコスト試算など、主にQKDの実用面に関する自由討論を行った。
ホームページ ‣ www.uqcc.org/events/index.html

ミーティング1
ミーティング2
ミーティング3
Symposium on New Frontiers of Quantum Photonic Network
(2013年11月6日(水)~ 11月7日(木)開催)

開催日: 平成25年11月6日(水)~7日(木)
場所: 電気通信大学、講堂
主催:情報通信研究機構(NICT)、電気通信大学
後援:最先端研究開発支援プログラム 量子情報処理プロジェクト
会合概要:
NICTと電気通信大学は2002年に締結された包括協定に基づき連携して研究教育に取り組んでいる。
2013年には光空間量子通信、量子計測標準に関する共同研究契約を締結し、
新しい実証テストベッドを共同で建設することとなった。
これを機会に研究の構想、展望について広く紹介し、関連する研究分野も含めた議論の機会を設けることとした。

当シンポジウムには155名が参加し、
1. NICTと電通大の研究者、及び関連課題での国内外の研究者による講演(英語)
2. 国内若手研究者による講演(日本語)
3. 学生向けチュートリアル講演(日本語)
のセッション構成により、量子通信、光空間通信、光センシング、量子計測標準、
光量子情報処理研究分野の最新成果の紹介や、これからの分野のフロンティアに関する議論を行った。
ホームページ ‣ www.uqcc.org/events/index.html
 

集合写真
量子ICTフォーラム第2回会合開催
(2013年10月23日(水)~ 10月25日(金)開催)

開催日: 平成25年10月23日(水)~25日(金)
場所: 小金井本部研究本館4階国際会議室及び3号館1階セミナー室
主催:(独)情報通信研究機構(NICT)
会合概要:
「量子ICTフォーラム」は、NICT自主・委託研究、及び総務省SCOPEプロジェクトの量子ICT 関連課題の研究チームによる産学官連携を強化するため、関係者が毎年 一堂に会する会合であり、今年は、NICT第3期中期計画の中間点であることを踏まえ、 最終年度に向けた成果イメージの共有と第4期以降の中長期戦略について約110名が参加し、重点的に討議を行った。
これまでの成果及び最終年度に向けた研究計画については、 http://www.uqcc.org/research/index.htmlに掲載。中長期戦略としては、
①NICT及び連携する企業間で量子暗号ネットワークの実利用について
②量子通信や量子中継などの基礎研究課題のシステム実装と、テストベッド活用などのわかりやすい実証について
③2016 年度以降の量子暗号ネットワークの一部オープンリソース化について
④上記課題実現のため、NICT及び近隣の公的研究機関の協力によるネットワークテストベッド拡張の可能性について
などの論点を議論した。
またフォーラム期間中にはNICT小金井本部にあるTokyo QKD Network施設及びNICT自主研究実験室のラボツアーも開催し、関係者で積極的な議論も行われた。
ホームページ ‣ www.uqcc.org/events/index.html

研究発表
全体会議1
全体会議2
ラボツアー
Secure Photonic Network Seminar I
 (2013年3月7日(木)開催)

開催日: 平成25年3月7日(木)
場所: 小金井本部 3号館1階セミナー室
コーディネーター:佐々木雅英(NICT)
招待研究者:
  Sebastien Kunz-Jacques(SeQureNet)
  Paul Jouguet(SeQureNet)
概要:
QKD技術に関するインフォーマルセミナーを開催し、17人が参加した。
招待研究者からのCVQKD技術に関する講演に加え、日本側参加者からもCVQKDやその他のQKDプロトコルの安全性解析、実装技術、鍵蒸留法などに関する最新研究成果の講演がなされ、議論及び情報交換が行われた。
ホームページ ‣ www.uqcc.org/events/index.html
 

ミーティング
集合写真
量子ICTフォーラム第1回会合開催
 (2012年10月17日(水)~10月19日(金)開催)

開催日: 平成24年10月17日(水)~19日(金)
場所: 小金井本部研究本館4階国際会議室及び3号館1階セミナー室
主催:(独)情報通信研究機構(NICT)
会合概要:
本フォーラムは、以下の2つを目的に年1回開催する:
(1)各チームの成果を有機的に統合して、システム実証や試験ネットワーク構築を迅速に進められるよう、各チームの進捗や問題点を相互に確認し合い戦略の見直しを行う。
(2)社会ニーズや分野動向を分析し、将来ビジョンとロードマップ、推進体制などの研究開発戦略を策定し提言する。
今回のフォーラムでは、当日参加と合わせて108名が参加し、終始活発な議論を行った。
第1日目には、以下の4つの論点について目標達成に向けた現状や今後の推進戦略、将来ビジョンなどを討議した。
①量子暗号の国家用途専用線への導入【短期課題】
②ハイエンド民生用途のセキュアフォトニックネットワークの実現【中期課題】
③量子中継など新しい量子ネットワークに向けた基盤構築【長期課題】
④将来を見据えた基礎理論、新原理開拓【継続的課題】
今回は、Tokyo QKD NetworkなどNICTの実験施設のラボツアーも行い、今後、各研究チームの成果をネットワーク上で統合していくための意識共有を図った。
ホームページ ‣ www.uqcc.org/events/index.html

Plenary meeting
Lab Tour in Tokyo QKD NW
Plenary meeting
Opening remark by T. Matsui
Closing remark by M. Imase
NICT 委託研究 スタートアップ会議
(2011年10月27日(木)・10月28日(金) 開催)

開催日: 平成23年10月27日(木)~28日(金)
場所: 主婦会館プラザエフ
主催:(独)情報通信研究機構(NICT)
会合概要: 平成23年度から始まったNICT第三期中期計画の量子ICT関連の委託研究について、スタートアップの会合を持った。各研究チームの研究計画や、我が国の研究開発推進戦略について討議した。

2nd International Conference on Quantum Information and Technology. (ICQIT)
(2010年10月21日(木)・10月22日(金) 開催)

開催日: 平成22年10月21日(木)~22日(金)
場所: 国立情報学研究所(NII)
主催:国立情報学研究所(NII)
共催:(独)情報通信研究機構(NICT)
会合概要: 本国際会議にて、量子情報技術の最近の進展と将来の方向について議論を行った。

量子暗号・量子通信国際会議2010.(UQCC2010)
(2010年10月18日(月)〜10月20日(水) 開催)

開催日: 平成22年10月18日(月)~20日(水)
場所: ANAインターコンチネンタルホテル東京
主催:(独)情報処理推進機構(IPA), (独)情報通信研究機構(NICT), (独)産業技術総合研究所(AIST)
協賛:総務省、経済産業省、国立情報学研究所(NII)
会合概要: 本国際会議にて、東京都内の光ファイバー網をつないだ最新の量子暗号ネットワークの実演、及び国内外の最新の研究成果や実用化に向けた動向に関する講演を行った。また、量子暗号だけでなく、将来の究極のグリーンICTを目指す量子情報通信技術に関する最先端の基礎研究成果の講演や討論も行なった。

「量子暗号ネットワーク試験運用システム開始の式典」及び「成果発表会」
(2010年10月14日(木) 開催)

開催日: 平成22年10月14日(木)
場所: KDDIホール(東京 大手町)
主催:(独)情報通信研究機構(NICT)
会合概要: 本記者会見にて、 NICTの委託研究機関であるNEC、三菱電機、NTTと共に、NICTのテストベッドJGN2plus上に量子暗号ネットワークを構築し試験運用を開始することを発表した。

量子情報通信研究開発プロジェクト第4回量子ICT運営会議
(2009年10月1日(木)・10月2日(金) 開催)

開催日: 平成21年10月1日(木)~ 2日(金)
場所: 主婦会館プラザエフ(東京・四谷)
参加者: 松岡議長, 量子ICT運営会議構成員及びその代理出席者
会合概要:NICT委託研究チームや総務省SCOPE採択チームの代表者が成果を報告する研究進捗報告のほか,全体会議にて
‐量子暗号技術とフォトニックネットワーク技術の融合による新プロジェクトについて
‐次世代量子暗号、量子中継、量子デバイス、量子情報基礎理論等の重要課題について等の議論.

Updating Quantum Cryptography 2008(国際量子暗号会議)
(2008年12月1日(月)・12月2日(火) 開催)

開催日: 平成20年12月1日(月)~ 2日(火)
場所: 秋葉原コンベンションホール
主催:(独)情報処理推進機構(IPA), (独)情報通信研究機構(NICT), (独)産業技術総合研究所(AIST)
後援;総務省、経済産業省(予定)
参加対象者: 量子暗号技術や周辺分野の研究開発者、さらにそれらの技術を導入するユーザとしての視点や課題をお持ちの方々など、多くの分野からのご参加をお待ちしております。
会合概要: 本国際会議では量子暗号の研究開発動向と周辺分野(暗号、光通信・ネットワークなど)との融合課題について日米欧の主要研究者にご講演頂くとともに,関係府省の政策担当者,公的研究機関及び企業の研究者を交え,量子暗号の実用化と標準化へ向けた推進方策を議論します.

量子情報通信研究開発プロジェクト第2回量子ICT運営会議
(2007年10月4日(木)・10月5日(金) 開催)

日時: 平成19年10月4日(木)~ 5日(金)
場所: 財団法人テレコム先端技術研究支援センター5F会議室
参加者: 松岡議長, 量子ICT運営会議構成員及びその代理出席者, ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構関係者,他, 事務局関係者.  ※(科学技術振興調整費プロジェクト)
会合概要: 量子暗号及び量子情報通信全般に関する研究開発の今後の推進体制について、ナノテク分野との連携について、総務省公募研究(SCOPE)、NICT委託研究の研究概要の報告、今後の活動計画についての打合せなど。

Updating Quantum Cryptography 2007(国際量子暗号会議)
(2007年10月1日(月)〜10月3日(水) 開催)

日時: 平成19年10月1日(月)~ 3日(水)
場所: 秋葉原コンベンションホール
主催 情報処理推進機構、情報通信研究機構、産業技術総合研究所
会合概要: 本会議は、量子暗号技術の現状や将来展望の紹介にとどまらず、健全な発展に必要な合意形成、あるいは、問題点の共有に向け、研究者、企業、標準化関係者、政府関係者の枠を超え、自由な立場で議論を行います。

SPIE Optics East
(2007年9月9日(日)〜9月12日(水) 開催)

日時: 平成19年9月9日(日) ~ 12日(水)
場所: Seaport World Trade Center, Boston, MA, USA

量子情報通信研究開発プロジェクト第1回量子ICT運営会議
(2007年3月12日(月)〜3月14日(水) 開催)

日時: 平成19年3月12日(月)~ 14日(水)
場所: 財団法人テレコム先端技術研究支援センター5F会議室
参加者: 松岡議長, 量子ICT運営会議構成員及びその代理出席者, 他, 事務局関係者.
会合概要: 量子情報通信に関する研究開発の今後の推進体制について、総務省公募研究(SCOPE)、NICT委託研究の研究概要の報告、今後の活動計画についての打合せなど。

The 8th International Conference on Quantum Communication, Measurement and Computing(QCMC2006)
(2006年11月28日(火)〜12月3日(日) 開催)

日時: 平成18年11月28日(火)~12月3日(日)
場所: つくば国際会議場 〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-3

SCOPE: The conference program will feature invited and contributed talks as well as poster sessions on the following topics;- Quantum Cryptography
- Quantum Communication Systems
- Quantum Measurement and Quantum Metrology
- Quantum Optics for Information Processing
- Non-Classical Light Sources
- Quantum Repeaters
- Quantum Information Theory
- Quantum Computation

量子情報セミナー
(2004年11月4日(木) 開催)

日時: 平成16年11月4日(火)
場所: 独立行政法人 情報通信研究機構 研究本館4階国際会議室(守衛門を入って正面の建物の向かって右側の棟の4階になります)
講師: S.J. van Enk (Bell Labs & Caltech)
講演題目: Reference frames and refbits
概要: We define a new quantity called refbit, which allows one to quantify the resource of sharing a reference frame in quantum communication protocols. By considering various protocols we find relations between refbits and other resources such as cbits, ebits, cobits, and qubits. We also consider the same resources in encoded, reference-frame independent, form. This allows one to rephrase and unify previous work on phase references, reference frames, and superselection rules.

量子情報通信と量子ナノデバイスに関する国際シンポジウム
(2004年9月6日(月)・9月7日(火) 開催)

日時: 平成16年3月11日(木)、12日(金)
場所: 三田共用会議所1階 講堂
参加費: 無料(定員250名)

量子情報通信研究開発プロジェクト 第7回研究者代表会議
(2004年9月6日(月)・9月7日(火) 開催)

日時: 平成16年9月6日(月)、7日(火)
場所: 財団法人テレコム先端技術研究支援センター 別館会議室
参加者: 松岡幹事,研究代表者会議構成員及びその代理出席者,他,事務局関係者.
会合概要: 研究推進会議の新体制について.公募研究,NICT研究開発推進部門 の進捗報告.今後の活動計画についての打ち合わせなど.

量子情報通信と量子ナノデバイスに関する国際シンポジウム
(2004年1月31日(土) 開催)

日時: 平成16年1月31日(土)
場所: 独立行政法人通信総合研究所 研究本館4階国際会議室(守衛門を入って正面の建物の向かって右側の棟の4階になります)
講師: A. S. Holevo (Professor, Steklov Mathematical Institute)
題目: 量子情報理論の最近の発展(通信路容量の加法性問題)
13:30-15:00 講演
15:00-16:00 自由討論

量子情報通信研究開発プロジェクト 第5回研究者代表会議
(2003年10月16日(木)・10月17日(金) 開催)

日時: 平成15年10月16日(木)、17日(金)
場所: 独立行政法人通信総合研究所 研究本館4階国際会議室
参加者: 松岡幹事、研究代表者会議構成員及びその代理出席者、他、事務局関係者。
会合概要: 公募研究、通信・放送機構委託研究の研究報告。戦略専門委員会の活動経過概要の報告。今後の活動計画についての打ち合わせなど。

量子情報通信研究開発プロジェクト 第4回研究者代表会議
(2003年3月14日(金) 開催)

日時: 平成15年3月14日(金) 13:30~17:30
場所: 独立行政法人通信総合研究所 研究本館4階国際会議室
参加者: 松岡幹事、研究代表者会議構成員及びその代理出席者、塩見理事、他、事務局、オブザーバーを含め31名。
会合概要: 公募研究9件、通信・放送機構委託研究3件、CRL1件、公募研究新規採択チームから1件の研究報告。量子情報通信研究開発プロジェクトの研究推進会議および戦略専門委員会の活動経過概要の報告。今後の活動計画についての打ち合わせ。

量子情報通信研究開発プロジェクト 第3回研究者代表会議
(2002年9月19日(木)・9月20日(金) 開催)

日時: 平成14年9月19日(木) 13:30~20日(金) 15:30
場所: 虎ノ門パストラル 新館5階 マグノリア
参加者: 松岡幹事、研究代表者会議構成員及びその代理出席者、塩見理事、他、事務局、オブザーバーを含め29名。
会合概要: 公募研究9件、通信・放送機構委託研究3件、CRL1件の研究報告と討論。戦略的情報通信研究開発推進制度についての説明と質疑。量子情報通信研究の最近の動向分析と今後の研究推進戦略についての討論。
総務省 渡辺研究推進室長より、総合科学技術会議及び各省庁における情報技術の研究開発推進への取り組み状況が紹介された。次に総務省が平成14年度から進めている戦略的情報通信研究開発推進制度について、体制や評価システム、新規案件の審査状況、継続案件に対する手続きの現状について説明がなされた。

量子情報通信研究開発プロジェクト 第2回研究者代表会議
(2002年3月11日(月) 開催)

日時: 平成14年3月11日(月) 14:00~17:50
場所: 独立行政法人通信総合研究所 特別会議室1
参加者: 松岡幹事、研究代表者会議構成員及びその代理出席者、塩見理事、他、事務局、オブザーバーを含め32名。
会合概要: 公募研究9件、通信・放送機構委託研究3件、CRL1件の研究報告。今後の推進計画についての打ち合わせ。

量子情報セミナー
(2002年3月11日(月) 開催)

日時: 平成14年3月11日(月) 13:00~15:00
場所: 通信総合研究所 1号館4階TV会議室
(1) Electromagnetic induced transparency and slow light / Dr. John A Vaccaro (Univ. of Hertfortshire)
(2) Quantum operations, state transformation, and probabilities / Dr. A. Chefles (Univ. of Hertfortshire)

量子情報セミナー
(2001年11月28日(水) 開催)

日時: 平成13年11月28日(水) 13:30~16:00
場所: 通信総合研究所 1号館4階連携大学院講義室    
13:30-14:00 Recent progress in minimum error probability detection strategy:
Dr. A. E. E. Andersson (Univ. of Strathclyde):
14:00-14:30 Bounds on measurement from the no-signaling condition:
Prof. S. M. Barnett (Univ. of Strathclyde)
14:30-14:50 Coffee break
14:50-15:20 Quantum remote control:
Prof. John A Vaccaro (Univ. of Hertfortshire)
15:20-15:50 Retrodiction of generalized measurement outcomes:
Dr. A. Chefles (Univ. of Hertfortshire)

量子情報通信研究開発プロジェクト 第1回研究者代表会議
(2001年9月12日(水) 開催)

日時: 平成13年9月12日(水) 14:00~17:30
場所: 独立行政法人通信総合研究所 国際会議室
参加者: 松岡幹事、研究代表者会議構成員及びその代理出席者、石原技術総括審議官、塩見理事、他、事務局、オブザーバーを含め約30名。
会合概要: プロジェクト全体の推進体制、研究代表者会議の目的、組織、運営体制、事務体制についての説明。公募研究9件、通信・放送機構委託研究3件の研究構想の紹介。