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アンテナを活用した研究開発1アンテナから見えてくるNICTの無線通信技術 の歴史と未来 門脇 直人4マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダー (MP-PAWR)高速・高密度・偏波観測の実現川村 誠治/花土 弘/佐藤 晋介6航空機搭載用電子走査アレーアンテナの研究開発ストレスフリーな機内インターネットの実現を目指して大倉 拓也8電波の出入口:小型・平面アンテナの研究と無線通信 システムへの応用李 可人10長波帯標準電波送信所の運用森川 真樹12我が国における電波望遠鏡の誕生太陽雑音の観測から始まった電波天文学滝澤 修1414AWARDパーマネント研究職・パーマネント研究技術職・総合職採用2024表紙写真NICTで利用・開発された大型から超小型までの各種アンテナ(詳細は本特集号の各記事をご覧ください。)左上写真(上)左:HiRAS-2、右:HiRAS-3、中央:F10.7(2.8 GHz)観測アンテナHiRAS(ハイラス)は、平磯太陽観測施設にあったダイナミックスペクトル計。3つのアンテナの合わせ技で太陽電波を25 MHz~2.5 GHzの広帯域にわたって連続的に受信し、強度の分布と時間変動を観測していた。HiRAS-2は70~500 MHz用、HiRAS-3は500 MHz~2.5 GHz用。(撮影:滝澤 修)(下)HiRAS-1HiRASで一番下の25~70 MHzの周波数を担当していたアンテナ。直交する2つの対数周期(変形近似自己補対)アンテナによって左右両旋円偏波成分を独立に受信し、広帯域をカバーしていた。平磯太陽観測施設の100周年記念日である2015年1月1日の初日の出をバックに。(撮影:石島 博)

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