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大型太陽フレアの観測に関するその後の状況

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2017年9月9日

国立研究開発法人情報通信研究機構

 2017年9月7日(木)に、大型太陽フレアの観測についてプレスリリースを行いました。
      https://www.nict.go.jp/press/2017/09/07-1.html

9月6日(水)20:53(日本時間、以下同様)に発生したXクラスの太陽フレア現象に伴って放出されたコロナガス(コロナ質量放出)は、米国探査機による観測結果より、9月8日(金)08:30頃に地球に到達した模様です。国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)による電離圏観測では、日本各地で9月8日(金)09:00頃から15:00頃まで電離圏嵐を観測しましたが、現在は静穏です。また、気象庁によると、9月8日(金)21:00から24:00までの柿岡(茨城県)の地磁気活動は乱れていると発表されています。

 現時点では、社会に大きな影響を与える状況ではありませんが、衛星測位、短波通信等の利用については今後も引き続き注意が必要であり、NICTでは状況を引き続き注視して参ります。