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奈良の国宝が200インチの大画面・高精細な裸眼3D映像で観賞できます

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2014年4月4日

NICTは、超臨場感コミュニケーションの研究開発の一環として、大画面・高精細な200インチ裸眼立体ディスプレイの研究開発を進めています。平成25年4月から大阪駅前、うめきたグランフロント大阪内の知的創造拠点「ナレッジキャピタル」(3階)に、このディスプレイを設置して超臨場感コミュニケーションに関する社会実証実験を実施しています。
今回、奈良の海龍王寺にご協力頂き、ご本尊の十一面観音立像(重要文化財)や五重小塔(国宝)などの貴重な文化財を初めて3D映像化し、200インチ裸眼立体ディスプレイ上で3D映像展示しており、多くの方からご好評を頂いております。
また、本3D映像をご覧いただいた後、実際に海龍王寺を訪問される方がいらしたり、本展示をきっかけに海龍王寺の新聞報道やTV放映がされるなど、落ち着いた雰囲気に包まれた海龍王寺、ひいては関西に多くある貴重な文化財の広報への活用可能性が評価され、このたび、『世の中に変革を起こす新しい価値創造』の具体的成果を表彰する“Knowledge Innovation Award 2013”において優秀賞を獲得しました。

十一面観音菩薩立像(重要文化財)
十一面観音菩薩立像
(重要文化財)

五重小塔(国宝)
五重小塔(国宝)

上映風景
上映風景

Knowledge Innovation Award 2013 優秀賞のトロフィー
Knowledge Innovation Award 2013 優秀賞のトロフィー